金曜以来やる気レスモード継続中です。
というのも,先月ちょこっと書いた左肩甲骨にできたしこりというか出来物なんですが,これのおかげで左肩及び左腕に鈍痛とも痺れとも付かない感覚が始終つきまとっていて(中略)で,希望すれば腫れが引き次第切開してくれるという話だったのですが……。
「HTC LAND」に行った翌日,コイツに勝手に穴が空いて中身が出てることに気づきました(汗) が,間が悪いことに土日挟んで週明けには別の病院(クローン病の方)で朝から点滴による投薬の予定が入っていたおかげで病院に行くのもままならず(死)
# 点滴後急いで皮膚科のある病院に行ってみたら,予約受付時間終了してるしorz
そんなこんなで,本日ようやく皮膚科の診察を受けることができたのですが,治療(メスで切って中身を出したところにガーゼを詰める。麻酔無し)が終わって先生曰く「しばらくは毎日通院してください」。
ぐはっ。 この病院って大きいだけに近隣から患者が集まる関係で待ち時間が半端ではなく,効率的に診療を受けるためには5時起きして予約手続きをする必要があるんですけど……(汗)
5時だなんて,私の最近の生活サイクル的には早朝というより深夜なんですが(4時就寝(^^;)これが毎日続くのか……。
おまけに,切った方は痛いし腕全体がだるいしで,この状態で朝っぱらから肩に食い込むコートを着て車を運転するのかと思うと,激しく鬱な気分に(苦笑)
今,この文章を書いてるのもひと苦労な状態で,仕事原稿をやる気力も起きません。 早いところ作業を進めないと自分の首を絞めるだけだとわかってはいるのですが……困ったもんです(嘆息)
といっても,実は悪いことばかりというわけでもなく。
月曜の点滴に備えて,暇つぶし用に先週の金曜日に買っておいたラノベが2冊とも当たりで大ラッキーとか。
・乙女はお姉様に恋してる 櫻の園のエトワール/嵩夜あや/ファミ通文庫
・千の剣の舞う空に/岡本タクヤ/ファミ通文庫
1冊目に関しては,文・絵とも原作ゲームスタッフによるアフター物ということで,ある意味自分の好みに合ってるのは当たり前なんですが,適当に買った2冊目も非常に私好みの作品だったのは正直意外でした。
オンラインゲームを舞台にしたボーイミーツガール物ということで,ひょっとしたら核地雷級(オイ)の作品かとも思ったのですが,いやいやどうして,裏表紙のあらすじ紹介にあった「ボーイミーツガールを爽やかに描く第9回えんため大賞優秀賞受賞作!!」
というアオリ文句に違わぬ作品でございました。 特に「爽やか」の辺り。
読後にここまですがしい気分になれたのは,ホント久しぶりかもしれません。
粗筋と序盤を読んだ段階では,あまり社交的ではない主人公のネットゲーム仲間が実はクラスのマドンナ(死語?)でゲーム内で謎の人物の真相を2人で追う内に(以下略)みたいな,頭悪い系(暴言)の話かと危惧したりもしたのですが,もっとストイックかつ読みごたえのある作品でございました。
現実に一度負けた主人公がヒロインとの関わり合いを通じて現実に立ち返るという大筋では違いはないわけですが,安易にネットよりも現実は素晴らしいと歌うのではなく現実の厳しさを踏まえた上で,主人公とヒロインの関係を,異なる理由でけれど同じ目標に向かって共に戦う仲間でありライバルであると位置づけることで,良質な青春ドラマが展開する〜とか,そんな感じで。
# 肩が痛くて考えが纏まりません。 とか逃げてみる(^^; まぁ,友情とかライバルとか微妙な関係とかに弱い私はメロメロなわけです……って,それを言ってしまうと実もフタもないか。
ただ,ネットRPGとはいってもシステムは格ゲーよりだったり(これはこれで効果的),仮想世界よりも現実世界に軸足を置いた展開だったりで,非現実(ファンタジー)な舞台装置としてのネットワークゲームを期待すると肩すかしを食うかもとか,「闇」の設定の説得力はいまひとつか?と思わないでもないですが,そんな瑣末なことが気にならない魅力を(私は)感じましたよ。ということで。