窓の杜でPocket PC関連の記事が掲載されましたので,ご紹介。
●縦横個別の壁紙を指定可能なW-ZERO3対応“テーマ”ファイル作成ソフト「幻律」
W-ZERO3の待ち受け画像や画面の配色を自由にカスタマイズできる
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/08/31/genritsu.html
「幻彩」シリーズで有名な,ねふぁさん作のテーマファイルエディターですね。 これまでテーマファイルを作成するソフトはいくつかありましたが,母艦用とPocket PC用がともに用意されたものはこれが初めてなんじゃないでしょうか?
また,Pokct PC 2003 SEで画面回転機能がついていらい,両画面モードで見栄えのする壁紙をいかにして用意するかというのが,テーマファイル作成の悩み所(でもあり腕の見せ所)だったわけですけれど,本ソフトでは縦画面と横画面用の壁紙を別に指定できるため,この問題をアッサリと解決してくれるのは素晴らしいです。 1050円のシェアウェアではありますが,その価値は十二分にあるかと。
というわけで(意味不明),記事の性格上,窓の杜の記事には盛り込めなかったネタを何点かご紹介。
・「基本色(色制限)」を使うのはヤメよう
WM5用のテーマファイルでは,配色の基本となるベースカラーを指定できるのですが,この基本色には(幻律では)「BaseHue」と「色制限有」のふたつが用意されています。 が,後者を使うと「TCPMP」などのWM5標準のコマンドバー(ツールバー/左右ソフトキーに対応している奴のこと)『ではない』ソフトでツールバーの色が指定した色で塗りつぶされてしまう模様。 さすがにこれでは使い物にならないので,この設定はいじらないのが吉かと。
・「旧:ナビゲーションバー左」は基本色の代わりになる
WM5以前の機種用の項目に「ナビゲーションバー左」ってのがあるのですが,ここを指定していると,「基本色」を指定しなくても同等の効果を得ることができます。 私が別のソフトで自作したPocket PC 2003用のテーマをWM5に持っていくと,勝手に上下のバーが銀鼠っぽい色になっていたのですが,これはここの設定を参照していたということの模様。
・編集結果が反映されない場合,電源をON/OFFしてみよう
窓の杜の記事にも書いたのですが,「幻律」で設定できる項目の内,一部のレジストリに情報を書き込む(幻律が書き込むのではなく,テーマ適用時に書き込まれる)ものがあるのですが,これを有効にした状態で「設定」→「Todo」などからテーマを適用し,しかる後に再度編集を加えて項目を無効にした場合,テーマを適用し直しても設定が反映されない場合があります。 これはどうやらWM5の標準機能では,適用時にレジストリに情報を書き込む機能はある癖に,クリア(削除)する機能はないというのが原因の模様。 幸い「幻律」の「適用して保存」ではレジストリを削除してから,テーマを変更する機能がきちんと実装されているので,このような状態に陥った場合は,「幻律」側で上記操作を行うことで問題を解決できます。 が,それでも駄目な時がたまにあったりなかったり。 そんな時は電源をON/OFFしてレジストリの書き換えを反映させてやることで,問題が解決する……ような。 いや。イマイチ条件が絞りきれていないのですよねぇ(苦笑)
今月上旬,毎日コミュニケーションズから「W-ZERO3[es]Style Book」というW-ZERO3[es]の書籍が発売されます。
http://book.mycom.co.jp/book/4-8399-2149-0/4-8399-2149-0.shtml
が,今回は前回の本以上に本サイトを見るような方とは無縁の物になっていたり(^^;
前回はライトユーザ向けだったわけですが,今回は(諸般の事情で)完全にケータイユーザ向けということで,極力デフォルトの状態で使用することが大前提となっています。 もっとも,書いている方としては,普段と全く異なる切り口が求められるということで,面白い仕事ではあったのですが。
本書でスマートフォンの間口が少しでも広がり,かつW-ZERO3[es]を手にして使いこなせずに投げ出してしまう人を一人でも減らせたら,これに勝る喜びはないわけですが,ハテサテ。
そうそう。「表紙がカッコイイ」ので,ここだけは(本書と縁のない皆さんにも)ぜひ見てほしいかもです。 <オイ
普通この手(携帯電話とかPDAとか)の書籍の表紙は,デンとデバイスが大きく写っているパターンが大半なのですが,本書の場合はちょっと違うという……。
# なんかマネしたら液晶壊しそうですけど。 <ヲイ