以前ちょこっと書いた通り,秋色恋華のサントラとぱすてるチャイムContinueのマキシを購入したわけですが,これが手持ちのヘッドホンで聴くとどちらもイマイチでした(苦笑)
秋色恋華の方はインスト曲は楽しく聴けたのですけど,ボリュームを上げてボーカル曲を聴くとサ行が耳に突き刺さります(苦笑)
AKGの製品は高域の抜けがいいのが特徴のひとつだと思うのですが,他社の(高音が綺麗といわれている)製品と比較して,シャリ付きや固さの感じられない聴きやすい音だと思うんですが,それでも痛くなるというのは……(^^; 高音がやや不足気味に感じるA8やK26p辺りでちょうどいい感じですかねぇ。
# K26pは低域が出すぎててジャマな感じですけど。
# 高域に定評のあるMDR-E888でも何故か痛く感じなかったのは謎。
ちなみに,安物アクティブスピーカで聴く分には特に高音がキツイ感じはしないので,やはり再生環境の問題なんですかねぇ。
さらに,ぱすてるチャイムContinueのマキシも手持ちのヘッドホンでは楽しめませんでしたorz
なんというかボーカル部分の広域のノビが不足している感じで,ついついボリュームを上げたくなるんですが,上げると今度は低域に邪魔されてボーカルが引っ込んでしまう感じというか。 ボーナストラックのインスト曲もイマイチ気持ちよく聴けない感じ。個人的に(学校の)チャイムをモチーフに使っている曲って好きなはずなんですが,これだったら旧作のタイトルバックやそれ散るの「King-Kong-Jack-Song」の方がいいなぁとか。
# 唯一「Diving into the dungeon」はそこそこ楽しく聴けたものの,これって旧作のアレンジ曲だし。
懐具合が厳しい時に無理して買うものではなかったかな……とか思っていたのですが〜
以下続刊(意味不明)
買い逃したら一生後悔すること請け合いと思い「DARIUS PREMIUM BOX『REBIRTH』」の予約を入れていたんですが,発売日に関しては全く気にしていなかったため,ある日発送完了通知が届いて大慌て。
http://www.taito.co.jp/ztt/darius/topmenu.html
とりあえずプリっちの代引き通販用資金を一時的に回して事なきを得ましたが,気をつけないとだめですね(苦笑)
で久しぶりに公式ページを見に行って,ORG氏の連載コメント(?)を読んで気分が大いに盛り上がったところでハタと気づいたわけです。
『コレ聴くためのヘッドホン持ってないよ』
というわけで,その場の勢いに任せてポチっと。 <オイオイ
で,翌日。REBIRTHに遅れること数時間で新しいヘッドホンが届きました。 物は秋葉原に出かける度に密かに(?)試聴を繰り返していたGRADO SR225。
で,早速エージングを兼ねて色々と聴いてみたのですが……
# REBIRTHはエージングが終わるまでお預け。
『素晴らしい』
GRADOの製品はどちらかというと低域がウリのヘッドホンという認識だったので,私の好みに合うのか心配でした。 というのも,低域がよく出るといわれているヘッドホンは(私の印象では)膨らみ気味の低音がボンボンと鳴るものが多く,私にとってはボーカルを邪魔する感じに聴こえることに加え,高域の抜けの悪さが気になってしまってどうにも好きになれない製品ばかりでした。
が,実際に(自宅で聴きなれたソースで)聴いてみて,これらの杞憂は一発で吹き飛びました。歯切れのよい引き締まった低音で,中域が隠れてしまう印象は全くなく,さらに高域も抜けがよく籠もりは全く感じられません。
解像度も(手持ちのヘッドホンで最も高額なので当然かもしれませんが)高くて,全域に渡って「明るく元気のいい音」が出ている感じ。
何か変な電波でも出ているのかと疑いたくなる程,色々な曲を楽しく聴くことができます。
# って,どういう表現だよ。
K271sやK240sと比較した場合,ボーカルの艶っぽさや音の広がりなど及ばない箇所もありますが,ボーカルの艶に関してはK271sと比較してそう感じるというだけで不満を感じるようなものではないですし,音が近く感じる分元気よく鳴っているともいえるので,欠点というよりは味付けの問題だと思います。
個人的にのんびりと谷山浩子の歌を聴くならK240s。特定の女性ボーカル曲を聴くならK271sが好きですが,SR225で聴くのも「これはこれで」いいものです。
AKGの製品はヴァイオリンの音色が綺麗に聴こえていいなぁと思ったものですが,本製品の場合ギターに向いている感じでしょうか。
# 「ゆのはな」の付録サントラとか。
装着感に関しては,世間の評判を見ていると「最悪の部類」っぽく,これまた非常に心配だったんですが,いわれている程悪いとは感じませんでした。 サントラを2〜3枚聴くくらいなら全く問題は感じられません。まぁ,お世辞にも装着感がいいとはいえませんけれど。
そんなわけで,ゲームプレイ時など長時間の利用には向きませんが,それ以前の問題として,このヘッドホンは音漏れ全開なシロモノだったりするのでエロゲのプレイに使うには(以下略)
# (耳にあてない)外側を上にして床に置いた状態(ドライバ部分が回転する)で,アクティブスピーカがわりに使える程なので。 <音漏れ
また,ケーブルが両出しでしかも太く短く,ジャックが6.3mmステレオ標準(2ウェイではない)辺りも不便といえば不便でしょうか。
もっとも,構造が単純な分,サイズがコンパクトで置き場所に困らないのは個人的にありがたいです。
というわけで,ZUNTATAやもろもろのサントラCDを楽しく聴くためのヘッドホンがようやく手に入った感じです。
AKGのヘッドホンでは全く楽しめなかった,ぱすてるチャイムContinueのマキシもちょっとおどろくくらい楽しく聴けるようになって,ビックリするやら嬉しいやら。 まぁ,秋色恋華のサ行が突き刺さるのは変わりませんでしたけど(^^;
ただ,あんまり楽しく聴けてしまうので,ついついボリュームを上げたくなってしまう(私は普段小音量で聴く人)のと,SR225でこんなに楽しいならRS1(最安値75K)なら!とか危険なことを考えてしまうのが問題といえば問題なのですが(汗)
# あと,支払い費用をどう工面するかという最大の問題が。 <オイ
# ビデオカードでも売るしかないかなぁ(^^;