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はじめに

本ページは,私,霧島が怠惰な日々の中で気付いたり,感じたことを筆にまかせて『垂れ流す』ページです。
雑記帳過去ログより抜粋)

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2007/12/20 [Thu]

[PC] Z61p on Vista/再び

ThinkPad Z61 on Vista with LC-32DS1 and Echo Indigo DJ

我が家のメインマシンThinkPad Z61p(945161J)は,今年の3月に「Windows Vista Express アップグレード」を入手してから8月頃までVista環境で運用していたのですが,Kasperskyの不具合でOS起動不可に追い込まれたのを契機に応急的にXP SP2に一時的に戻したところ,これがなかなかに安定していたためズルズルと使い続けることに。

が,職業柄いいかげんVista環境がないと不味いかなという気がしてきたことに加え,愛用のPCカード型サウンドカード「Echo Indigo」シリーズ用のWaveRTポートドライバが11月に入ってようやくリリースされたのを契機に,再度Vista Business環境の構築に踏み切りました。

でインストール作業の際以前自分で雑記帳に書き込んだ記事が結構役に立ってしまい,自分(用)メモの重要性を再認識した次第です(^^;

そんなわけで,以下つらつらと今回の導入作業で発生した事柄を列記していきます。

ちなみに,前回Vistaを導入した際は,ユーザフォルダ回りのフォルダ構成がXPとVistaで大きく異なっていた関係で,iTunesのライブラリを一端XML形式でエクスポートした後にエディタで変換をかけたりと色々と面倒な作業が発生したのですが,今回はVistaからXPに腰掛けで移行する際にXP側の環境を「Tweak UI」でちょちょいといじってVista側のフォルダ構成に近づけて運用していたので,そういった面ではかなり楽ができました。 我ながらナイス判断といえましょう(笑)
# 逆説的に(?)VistaからXPに戻す時に作業の手間を省いた副産物という話もありますが(笑)

[PC] Z61p on Vista/IE7で親指シフトエミュレーションが再度利用不能に

Vistaに搭載された「Internet Explorer 7」上では,保護モードの絡みでIMEのフル機能が利用できず,富士通製IME「Japanist 2003」がまともに利用できなくなるという問題があり,4月にVista対応のアップデートパックがリリースされました。

前回構築した環境では,この組み合わせで問題なくJapanist 2003の親指シフトエミュレーション機能がIE7上で利用できていたのですが,セキュリティパッチか何かで保護モード回りが強化されたのか,IE7上ではJapanist 2003自体は利用できるものの親指シフト入力が全く利用できなくなってしまいました。

仕方がないので,インターネットオプションの「セキュリティ」タブにある「保護モードを有効にする」のチェックを外して運用することに。

セキュリティを落とすのは本意ではないのですが,「鬱陶しいのでユーザアカウント制御を切る」行為なんかとは(本人的に)切実さが違うんだから仕方ないところか。

今回はとりあえず何とかなりましたが,今後Japanistの新版がリリースされるとはあまり思えないことも含め,5年後10年後に親指シフトを利用できるかどうか不安にさせられる出来事でした。

ロマかなは私的には有り得ないんで,JISかなを本格的に練習しとくべきなのかも(苦笑)

いや,文章を入力するのにローマ字変換と漢字変換の2回の変換をはさむのはあまりにも美しくないし,日本語の文字利用頻度に即さないQWERTYキーボードを使って入力しなきゃいけないのも納得できないというか。 実際ロマかなだと,指の疲労が均等じゃないのでしんどいんですよねぇ。 私自身の動作がスローモーなんで,打鍵数を稼げない(ためにロマかなだと入力速度が遅くなる)って事情もありますし(苦笑)

[PC] Z61p on Vista/Indeoコーデックを有効化

Vista環境では「Indeo Video」コーデックが無効化されているので,利用したい場合には主動で有効化する必要があります。

コマンドプロンプトを管理者権限で起動した後「regsvr32 ir50_32.dll」と入力。

[PC] Z61p on Vista/Fierfoxを既定のブラウザに設定した際のエラー回避

IE7で親指シフトエミュレーションがまともに動かなかったため,Firefoxを既定のブラウザとして,日本語入力をする必要がある場合にはすべてこちらを利用するというプランを考えました。

ここで障害になったのが,Firefoxを既定のブラウザにした状態でURLショートカットからWebブラウザを起動しようとすると「(前略)が見つかりません。(後略)」といったエラーメッセージが出るという問題。 ちなみに既にFirefoxが起動している状態であればエラーは出ません。

Firefoxの最新版では修正されているハズ……なのですが,Googleツールバーを導入している場合に発生するとかなんだとか。 Googleツールバーを外す気はないのでこれが事実かどうかは未確認です。

対処法としては「URL: Hyper Text 転送プロトコル (HTTP)」の関連付け設定でDDEのチェックを外すことになっているのですが,Vistaでは関連付け設定を編集するためのUIがごっそりと削られているために,この方法は利用できません(死)

仕方ないのでレジストリの「\HKEY_CLASSES_ROOT\FirefoxURL\shell\open\ddeexsec」の既定値の内容を削除することで,直接DDEを無効にします。

ちなみに,問題が解決したにも関わらず既定のブラウザは未だIEのままだったりします(笑) 起動が早い分URLショートカットはIEで開いたほうが能率的だなぁと(苦笑)

[PC] Z61p on Vista/Z61p付属のCDライティングソフトをインストールするには

Z61pにプリンインストールされているCDライティングソフトとDVD再生ソフトをVista上で無理やりインストールしてもおおむね問題なく動作する模様。
# ってところまでは以前も書きましたが。

DVD再生ソフト(InterVideo WinDVD)の方はサクっとインストールできるのですが,CDライティングソフト(RecordNow)の方はひと手間必要。

まず,インストールファイルのあるフォルダを開いて,中にあるバッチファイルを実行。 インストール用の実行ファイルを生成します。
# 拡張子をリネームしてるだけっぽいけど。

で,実行ファイルを右クリックしてプロパティの「互換性」タブで「互換モードで(以下略)」を指定して実行と。 これでOK。

[PC] Z61p on Vista/音源回りがいつのまにかまともに

夏まで利用していたVista環境では,PCカード型サウンドカード「Echo Indigo DJ」,USB接続の無線サウンドデバイス「ONKYO UWL-1」ともブチブチと演奏が途切れたりプチノイズが入ったりと,およそ実用にならなかったのですが,これらの問題が解決しました。

Echo indigo DJの方は,国内ディストリビュータのサイトでは古いドライバしか公開していないものの,開発元(http://www.echoaudio.com/)のサイトでVista用のWaveRTポートドライバが公開されています。

こちらを導入するだけで,すんなりと動作してくれました。 ミキサーソフトの見た目が豪華になっているのも(専有面積食いますが)楽しくていいですね。

また,XP環境では本サウンドカードと「Quintessential Player」のASIO playback plug-inの組み合わせで音飛びが頻出していたのですが,全く問題なく再生できるようになりました。

もっとも,うちの環境だと「Quintessential Player」とASIOプラグインで再生するより,「SonicStage CP」のDSEE(高音域補完機能)を有効にしたほうが効果的な印象なので,実利用にはいたっていないのですけれど。

UWL-1の方は標準ドライバで動作するわけですが,いつのまにやら問題が解決した模様。

音源回りがまともに動かないのが,XPからVistaへの移行に際しての最大の問題だったので,今回解決していたことは大いに喜ばしいところです。

[PC] Z61p on Vista/SHARP LC-32DS1-Bのにじみが軽減

我が家のThinkPad Z61pは「IBM ThinkPad アドバンスド・ミニ・ドック」経由で32型液晶TV「SHARP LC-32DS1-B」にDVI接続しているのですが,XP環境でClearTypeを有効にすると文字のフチ部分の虹色のにじみがかなり目立ってしまい実用には少々厳しかったのですが,Vista環境ではフォントがClearType利用を想定したメイリオになったせいか,ほぼ気にならなくなりました。

また,ClearTypeが有効になっていない場面でも,白地に赤文字など一部の組み合わせで派手に滲んでいたのがかなり「軽減」されました。 にじみ皆無ではありませんが,個人的にこれなら十分許容範囲といえそうです。

[PC] Z61p on Vista/モニタの自動切り換え

上記のようにZ61pと液晶TVをDVI接続して利用しているわけですが,Vistaでは外付けモニタをONにすると勝手に画面設定が切り替わる機能が働いてしまい,微妙に不便な思いをしていたり。

外付けモニタに勝手に切り替わるという点では便利といえなくもないのですが,たまに切り換えに失敗するのと,ちょっと席を立つ際にモニタだけ消したり,省電力設定でタイムアウトしてモニタの電源が落ちたときに解像度変更が発生して,一部のゲームなどが追随できずにフリーズしたり,LC-32DS1側の使用なのか電源OFF後一定時間で再度電源状態が切り替わるらしくモニタ電源OFF後数分してから再度(1回だけ)解像度切り換えがは設定するのも鬱陶しい。

特に解像度切り換えに失敗(外付けモニタが対応しない信号が出る)した場合,普通のユーザはお手上げになってしまうと思うので,結構自体は深刻なような。
# ThinkPadの場合,Fn+7で「プレゼンテーションディレクター」を起動して(カーソルボタンによる)手さぐりで操作して,あらかじめ作成しておいた画面プロファイルを適用できるので,大した問題にはならないんですけどね。

まぁ,液晶TVなんか繋いでるからだといってしまえばそれまでかも知れませんけれど(苦笑)

そんなわけで,この自動切り替え機能をなんとかオフにできないものか現在調査中です。

[PC][モバイル] Z61p on Vista/BluetoothによるWindows Mobileとの同期

Z61pにVistaを入れるとBluetooth回りはMicrosoftのスタックが利用されるっぽいのですが,これを利用してBluetooth経由で,X02HTなどのWindows Mobileデバイスと「ActiveSync」もとい「Windows Mobile デバイス センター(長いよ)」で接続しようとしたのですが,なぜかうまくいかず。

結論からいえば,PC側のBluetoothの設定画面で受信用のCOMポートを手動で導入する必要がありました。

また,ペアリング時のパスキーは数字にする必要がある模様。

[PC] Z61p on Vista/不具合編

これといって致命的な不具合は発生していないのですが……。

ThinkPad標準のネットワーク管理ソフト「Access Connection」の通知領域アイコンが表示されたりされなかったり(Fn+5でプロファイル切り換えできるので実害はない),同じく通知領域で音量とネットワークがセットアップ中何度か有効にできなくなったり,「USB Travel Keyboard with UltraNav」のVistaドライバ導入後ThinkPad本体用のUltraNavドライバを導入して利用していたらサスペンド(or休止)復帰のタイミングでセンターボタンが動作不能になりマウスのプロパティを開いたらプロパティがフリーズしたり(現在ドライバ再インストール後様子見中)といった,マイナーなトラブルがいくつか発生中です。


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