ちょっと忙しいので,色々と手短に。
先日,正式版まだ?と雑記帳にてケチを付けた,「Windows Mobile デバイス センター」の正式版がVista発売に遅れること1日で,公開されたようですね。
●MS、ActiveSyncのVista向け後継版「Windows Mobile デバイス センター」を公開(窓の杜)
すっきりとした画面デザインに一新され、「Outlook 2007」との同期に対応
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/02/01/windowsmobilecenter.html
「Outlook 2003が同期対象として認識されなかった」という記述が気になるところですが(汗) Outlook 2002はどうなんだろ。
あとOutlook 2007対応のActiveSyncのリリースも早急にお願いしたいところです。
例によってPocket PC関連記事をご紹介。
●片手で操作可能なW-ZERO3[es]用電卓ソフト「片手間電卓 for W-ZERO3[es]」(窓の杜)
ダイヤルキーとカーソルキーを使って携帯電話の電卓機能ライクな操作を実現
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/01/22/onehandcalc.html
W-ZERO3[es]にダイアルキーが装備されていて,電卓機能も携帯電話ライクに……といいたいところですが,実際には標準搭載の電卓は演算子の入力に画面タップが必須で少々不便。 そこで登場するのが本ソフトというわけですね。
カーソルボタン周りに演算子を割り当てることで,画面をタップすることなく計算が行えます。 同種のコンセプトを持ったソフトは何本かあるのですが,本ソフトの特長はキー割り当てが画面に表示されているのでど忘れする心配がない(当然画面タップ操作にも対応)のと,関数電卓機能を搭載していること。 反面.NETアプリのため起動に若干時間がかかる(3秒くらいかな)のが弱点でしょうか。
とはいえ標準の電卓も起動には一呼吸必要ですし,十分実用範囲なのではないかと。
個人的に「これは!」と感じたソフトがあったので,ご紹介。
# もたもたしてて,既にホットな話題じゃなくなってますが(苦笑)
●AtokChanger
http://blog.goo.ne.jp/mypda/e/1eaa9b53d4cecbe012dfec9256f7e9fd
W-ZERO3[es]搭載のATOKは数字モードを除き,常にIMEがONになっているため,パスワードや英文入力時にも確定動作が必要だったり,推測変換機能が働いてしまったりと,入力効率を下げる上,パスワードを推測変換候補として覚えてしまう(TOMBOなど問題ないアプリもありますが)ため,実用上問題がありました。
本ソフトは半角英数字にIMEを強制的にオフにすることで,こうした問題を解決してくれる常駐ソフトです。
一応レジストリをいじって,キーボード操作からIMEをオフにするTipsは以前より出回っていたわけですが,ダイヤルキー利用時はどうしようもありませんし,キーボード利用時にしても別の入力ボックスに移動するなど,フォーカスが切り替わった時点で再度IMEがONになってしまうため,操作が煩雑で少々使いづらかっただけに,不満を感じていた人も多いのではないでしょうか。
これでようやくまっとうな文字入力ができるようになったといった感じです(苦笑) 作者様には感謝の言葉もございませんm(__)m
ちなみに本ソフト。 常駐した状態(かつ入力モードが英数)だと,標準の「メモ」の手書きで線が飛び飛びになってしまうようです(^^; が,入力モードをかなにしてやれば,問題なさそうな。 結構切り替え忘れてぐんにょりしてしまったりもするのですけどね(苦笑)
Vistaはかつていわれていた程にはマシンパワーを必要としないOSに仕上がっているわけですが,メモリ搭載量に関してだけは別で,最低ライン1GB,より快適に利用したいなら2GB欲しいといわれています。
で,ウチのメインマシンのZ61pは1GB。 Vistaを入れるまでには増設しないとなぁ……でもお金がないなぁと,ThinkVantage Club(Lenovo直販の会員専用ページ)の,純正メモリの安売りを横目で睨みつつ悩む日々が続いていたのですが〜。
ヨドバシドットコムでI-O DATAの「SDX667-1G」が期間限定18K+18%ポイント還元だったので,思い切ってポチっと。
まぁそもそもの問題として,最近は現用のXP環境でも,そこそこスワップが発生して鬱陶しいなぁと思っていたというのも,動機として大きかったりします(^^; OneNoteをはじめとして常駐アプリが増えたことやセキュリティソフトの肥大化が原因なのか,細かいところは確認してないんですが,ほぼ常時600MB以上消費しているため利用するアプリの組み合わせによってはHDDアクセスががゴリゴリと(苦笑)
で,早速増設してみました。 Z61pはメモリ増設のためにパームレストを外す必要があり,慎重な作業が必要なんて話も見かけていたので,少々緊張気味だったのですが……あっさり終了。 パームレスト前端部のツメを外すのが難しいのかと思っていたのですが,どうやら「存在さえ知っていれば問題ない」ということだった模様。 つまり,ThinkPadの場合は保守マニュアルが一般に公開されているので問題無しということですな。
取り付けが無事に完了したので,いよいよ電源投入。 BIOS上で認識されていることを確認して,続けてOSを起動〜って,5分待っても起動しません(汗) 仕方がないので電源を落として,プレデスクトップエリア(リカバリ&保守用のプレOS環境)から「PC-Doctor」を起動してメモリテスト……って,これも途中で止まってるような(汗)
とりあえず,再度取り付け直した後,BIOSのDefault設定を読み込み,メモリの詳細チェックをONにして再チャレンジ。
先程の強制電源断の影響で,セーフモードで一端立ち上げたあと,再起動してみたところ……無事立ち上がりました(^^; XP上の「PC-Doctor 5 for Windows」でメモリテストとストレステストを実施するも,両者とも問題なくクリア。
何だったんだという気がしないでもないですが,とりあえず問題なく動いている模様。 よかったよかった(^^;
で,休止モードの不具合を回避するべく「Windows XP 用の更新プログラム (KB909095) パッケージ」を適用。 こちらも問題なく動作している模様……と思ったら,「Akabei Monitor」(ステータス表示系オンラインソフト)のCPU使用率で2CPU版が正常に動作しなくなっちゃいました。
はて,メモリを増設したのが悪かったのか,スワップファイルサイズを変更したのがまずかったのか,やっぱりパッチ適用がまずかったのか……。 とはいえ,どれも「ならや〜めた」というわけにもいかないので,当面は2CPU表示は諦めるしかないのかしらん。 って,個人的に監視したいのはネットワーク関連であって,CPU使用率はわりとどうでもよかったりするんですけどね(^^;
しかし,メインメモリ2GBかぁ……初めて購入したHDDは200MBだったと思うと隔世の感がありますねぇ(嘆息)
参考URL
●Windows XP Service Pack 2、Windows XP Tablet PC Edition 2005 または Windows XP Media Center Edition 2005 を実行するコンピュータで、休止状態にならず、エラー メッセージ "システム リソースが不足するため、API を終了できません" が表示されることがある
http://support.microsoft.com/kb/909095/JA/
●Akabei Project
http://park8.wakwak.com/~akabei/
自分メモ……というか,試しに読んでみたらよくまとまっていたのでご紹介。
●【特集】〜インストールから設定・活用まで〜 すべてが分かるWindows Vista大百科(MYCOMジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/special/2007/windowsvista/
かなりのボリュームですが,Vistaに関するモロモロの知識を仕入れる意味で,ざっと流し読むだけでも十分参考になるのではないかと。
おまけ
●トレンドマイクロ、「Windows Mobile」の脆弱性を警告--MSは調査中(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20342068,00.htm