ウチのCE関連記事は計画性無くダラダラと書きつらねた結果,ヒジョーに情報の参照性に劣るものとなってしまっています。
これを何とかしないとなぁ。ということでFAQの様なものを作ってみることにしました。
ちなみにFAQというのは『一般的な質問とその答え』ぐらいの意味で理解しておけばOKだと思います。
ネタがある限りは順次追加の予定です(^^;
このコーナーで取り上げてほしいことや,情報,間違いなどがありましたら掲示板にお気軽にどうぞ(^^;
なお,特に断り書きがない場合,Pocket PCに関係するFAQはPocket PC 2002にも当てはまります。
iPAQやGENIO eなど一部の機種は電源スイッチ意外にメインスイッチがあり,これがOFFになっていると電源ボタンを押しても電源が入らないようになっています。
スイッチ場所についてはマニュアルを参照してください。
Pocket PCの初期セットアップはタップアンドホールドのチュートリアルを操作しないと先に進めません。
画面の指示に従ってタップアンドホールド操作を行ってください。
WindowsCE搭載機はWindowsCE専用に作られたプログラムしか実行することは出来ません。
# WindowsCEとWindows9xやWindowsXP,WindowsNT,Windows2000,Windows3.1は『別物です』。
WindowsCEはCPUの種類やプラットフォームの種別(H/PC,Ps/PC,Pocket PCなど)ごとに別々のプログラムが必要になります。
自分の使っている機種のCPUやプラットフォームに適合したものをインストールしてください。
ただし,プラットフォームに関してはH/PCとPs/PC両用の物や全プラットフォーム共通などの場合もあります。
# 配布形態や区分に関してはソフトウェアのダウンロードページや付属ドキュメントを参照してください。
また,プログラムによっては,『プログラム実行用メモリ』が十分でないとエラーが出るものもあります。
この場合は設定→システムタブ『メモリ』(Pocket PCの場合)でメモリ割り当てを変更してください。
Pocket PC(Ps/PC)標準のファイル選択ダイアログには『My Documents』フォルダしか参照出来ないという制限がかかっています。
よって標準のファイル選択ダイアログを使用しているアプリケーションで読み込む必要のあるデータは,本体メモリ,CompactFlash問わず『My Documents』フォルダの中に入れてやる必要があります。
ちなみに『My Documents』1階層下まで有効です。
なお,Ps/PC版WindowsMediaPlayerのように,標準のファイル選択ダイアログを『使用していない』アプリケーションはこうした制限には当てはまらない場合が多くあります。
それらのアプリで利用するファイルは基本的にどこに置いてもかまいません。
Pocket PC版WindowsMediaPlayerはMy Documents配下しか参照出来ないように仕様変更が加えられていますから注意が必要です。
※WMP7.1以降は改善されたようです(Pocket PC 2002はWMP8搭載)。
Pocket PCやPs/PCの標準搭載ソフトではプログラムショートカットを作ることができません。
ActiveSync接続中に母艦側からモバイルデバイスにアクセスして作成するか,高機能ファイラなどのオンラインソフトを導入してやる必要があります。
Pocket PCやPs/PCの作法に則って作ったソフトには,プログラムの終了という概念がそもそもありません。
どうしても終了したい場合は,『実行中のプログラム一覧』(Pocket PCの場合,設定→システムタブ→メモリ内,実行中のプログラムタブ)で終了するか,タスクマネージャを導入する必要があります。
# iPAQやjornada,GENIOなど標準でタスクマネージャを導入している機種も存在します。
Ps/PC及びH/PC Pro以前のWindowsCE機はRAMの割り当てに際して, データ記憶用には搭載メモリの半分までしか割り当てられない仕様になっています。
Pocket PCでは上記制限はなくなりましたが,データ記憶用メモリの空きが1.5MB(推定値)を切った時点でデータ保存を行うと,自動的にデータ記憶用メモリを拡大する仕様になっているようです。
PHSなどでは接続設定の『待ち時間経過後に呼び出しをキャンセルする』を58秒以下に設定してやる必要があるので確認しましょう。
# また622Sなど一部の機種では,ダイヤルの設定で『パルス』を選択する必要があるようです。
ダイヤルアップ接続ダイアログの『ドメイン』が空になっているか確認しましょう。
ここに文字列が入力されていると繋がりません。
IDとパスワードが正しく入力されているか確認しましょう。
特にPs/PCの場合『全角,半角の入力ミス』が多いのでしっかりと確認してください。
ダイヤルのプロパティで『発信元』が勤務先になっていないか確認しましょう。
ここが勤務先になっていると0発信(ダイヤル時に外線に繋ぐために0を発信すること)が設定されているため,正常にダイヤルされません。
新しく発信元を作るかダイヤルパターンを『0,G』『0,FG』を『FG』に変更してください。
また,moperaなどキャリア(携帯電話会社)が提供しているインターネット接続サービスの場合,『電話機側の発信者番号通知設定』がONになっていないといけない場合があります。
電話機側が一般的な回線交換方式意外にパケット通信などに対応している場合も,同様に電話機側のモード切り換えが必要な可能性があります。
# ドコモの2xxシリーズの場合,CE機側のダイヤルパターンを『FG』から『##FG』にすることでパケット通信を抑制できます。
H/PC ProやPs/PCなどのCE2.11以降搭載機種はCompactFlash名が『StorageCard』から『メモリ カード(実際には半角カナ)』に変更されました。
これとIE5の組み合わせだと『メモリ カード』が参照出来ない障害が発生します。
対策としてはWindows98 2ndEdition,WindowsMe,WindowsXP,Windows2000,InternetExplorer5.01以降,のいずれかに乗り換える必要があります。
IE5.01以降であれば雑誌付録などでも入手が可能ですから,これが一番現実的な選択肢でしょう。
母艦との接続速度はCEサービスを使用している場合,標準設定では19,200bpsに制限されています。
シリアル接続の一般的な最高速度は115,200bpsなので設定を変更することで速度の向上を図る事が可能です。設定変更については関連記事を参照してください。
またActiveSyncであれば標準設定状態で最高速度が出るのでそちらに切り換えるのも良いでしょう。
Pocket PCでは設定→接続→PCで『`USBソケット 規定』(機種によって微妙に異なります)になっているか確認しましょう。
一部の活用本などではCE機はパートナーシップ確立のための初回の接続はシリアル接続で行う必要があるため,赤外線では不可と書かれているものがありますがこれは誤りです。
赤外線接続もシリアル接続の一種ですから,問題なくパートナーシップを確立することが出来ます。
インターネットショートカットをモバイルのお気に入りに入れただけではサイトの内容は同期されません。
同期させたいインターネットショートカットのプロパティを開き『このページをオフラインで使用する』チェックボックスをONにしてください。
# 母艦のIEのツール→モバイルのお気に入りの作成...から作成した場合は自動的にONになります。
ただしお使いの母艦のIMEが『IME98』の場合ユーザ辞書ファイルが共通ですので,母艦で単語登録後母艦のWindows(インストール)フォルダにある『msime98.dic』をCE機の『\Windows』フォルダに上書きコピーしてやることで代用することが出来ます。
Pocket PCの場合に限り,KOTETU HOME PAGEさんで公開されている『DicTool』を使うことで単語登録が可能になります。
PocketOutlookの予定表のツールメニュー配下オプションにある『アラームの自動設定』のチェックボックスをOFF(空欄)にしてください。
# これでも改善しない場合は同じ箇所にある『その日の計画表を表示する』のチェックボックスをOFFにしてみましょう。
※ Pocket PCでも同様の現象が確認されていますが,こちらの解決方法はまだ確立されていません。
受信トレイと同期することができるメールソフトはMicrosoftの『Outlook』である必要があります。
Windowsに標準で付属してくる『Outlook Express』とは全く別のソフトですので,注意が必要です。
なお,Outlookは,Pocket PCの場合ActiveSyncのCD ROMの『Extras』フォルダ内にバンドルされています。
※ メールの同期は『1台目の母艦』(=最初にパートナーシップを結んだ母艦)としか同期することができない点にも注意が必要です。
1台のCE機が母艦としてパートナーシップを結べるのは最大で2台までです。
既に2台の母艦とパートナーシップを結んでいる場合は,不要なパートナーシップ関係を削除してください。
# 母艦側には台数制限はありません。
また,CE機側をフルリセットするなどした場合,CE機のデバイスIDが既に母艦側にパートナーとして登録されてしまっていて,パートナーシップを結べない場合があります。
この場合は母艦側のActiveSyncで[File]→[モバイルデバイス]から不要なパートナーを選択後,[File]→[パートナーシップの削除]を行ってください。
なお,Outlookと各種データ同期を行うには,『ActiveSyncを導入する前に』Outlookを導入しておく必要があります。
受信トレイは,母艦あるいはメールサーバの状態をPocket PC上に再現することを目的としているため,削除済みフォルダに移動することはできても,CE機単体でメールを削除することはできません。
次回メールサーバ接続時にサーバ側が空になっていれば,自動的にCE機側のメールも削除される仕組みになっています。
逆にいえば,受信トレイ上で消すとサーバ上のメールも消えるので注意が必要です。
母艦でメールを一括管理する場合,受信トレイ側ではメールは削除しないことをお勧めします。
ActiveSyncの[ツール]→[オプション]同期の設定タブで受信トレイを選択後,設定ボタンを押し『コピーする行数を制限する』のチェックを外すなり,適宜設定を変更してください。
ただし,受信トレイ自身に扱えるメールサイズの制限(32KB?)があるので,これを超えるメールを扱いたい場合は何らかの手段で分割転送するか,他のメールソフトを導入することをお勧めします。
現行CE機に搭載されているPocketOutlookが同期できるのは母艦の受信トレイ(と送信トレイ)のみです。
したがって同期したいメールのみ受信トレイに残すなどの工夫が必要でしょう。
# 海外のオンラインソフトを利用することで可能になるようです(未確認)。
※ Pocket PC 2002では標準で対応している模様。
CE機の予定表自身には祝日を自動設定する機能はありませんが,Outlook側で自動設定後データを同期することで取り込むことが可能です。
なお,Outlook2000の場合,[ツール]→[オプション]初期設定タブ内,予定表オプションの祝日を追加ボタンで設定します。
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings]
配下にDWORD値『ClearTypeText』を作り,値を1にします。
ちなみに0はデフォルトの無効状態。 変更後のリセットは不要です。
H/PC側はエクスプローラを使いますが,Ps/PC側は手書きメモを使います。
手書きメモのファイル選択画面でツール→オプションのファイルタブで『すべてのファイルの種類を表示する』にチェックを入れると,My Documentsフォルダ配下の全てのファイル(タイプ)を赤外線で送受信することができるようになります。
My Documentフォルダ以外にあるファイルの送受信には,GS Finderなどの赤外線送受信機能を持ったファイラの使用が便利でしょう。
電池メーカ毎に見解の違いはあるようですが,基本的にリチウムイオン蓄電池の場合メモリ効果は気にしなくても大丈夫です。
むしろ無駄に放電させることは電池寿命を短くするので注意が必要です。 またリチウムイオン蓄電池は温度変化にやや弱いようですので注意した方が良いでしょう。
# ただし,継ぎ足し充電を繰り返すことによって,バッテリ側に内蔵された充電回路内の計測誤差が累積してメモリ効果のような状態になる可能性もあるそうです。 その場合はニッケル水素蓄電池などと同様数回満充電→放電を繰り返すことでデータをリセットしてやる必要があるようです。
フラッシュメモリはセクタごとに一定の書き込み保証回数が決まっています。
このため一部のセクタのみ疲労するのを防ぐために,CFへの保存は自動的にバラバラのセクタに書き込まれます。
したがってデフラグをかけても実際には連続領域には書き込まれないため,かえって無駄な書き込みにより寿命の低下を招くだけですので注意しましょう。
なおスキャンディスクに関しては特にこうした問題は発生しない模様です。
通信のプロパティで設定されているデバイスIDにアンダースコア『_』が使われているとNetworkClientによる接続が上手くいきません。
H/PC,Ps/PCともデフォルト(標準)のデバイスIDにアンダースコアが使われているので注意が必要です。
NetworkClientを使用する場合は忘れずにデバイス名を変更してください。
※ 変更後ActiveSync接続をする場合は,シリアルでのパートナー関係確立が再度必要になります。
メモリ カード名を変更するにはCE機側のレジストリを変更する必要があります。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Drivers\PCMCIA\ATADisk]配下に『Folder』というキー(文字列)を新たに作り,値を『Storage Card』に設定します。
※ ただしJornada6x0シリーズはこの方法では変更不能です。
snak's roomさんで公開されている『Storage Card Name Changer for Jornada680J』を利用すると良いでしょう。
E-700の場合は[HKEY_LOCAL_MACHINE\Drivers\PCMCIA\MMC]配下に同様に『Folder』キーを新たに作り,値を『Storage Card』に設定します。
非常に危険ですので,自己責任でどうぞ。バックアップは万全に。
母艦側の同期フォルダを移動するには母艦側のレジストリを変更する必要があります。
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows CE Services\Partners\????????\Services\Synchronization\]配下の『Briefcase Path』に書き込まれているフォルダ名を移動したいフォルダ名に変更します。
※ レジストリパスの『????????』の部分にはデバイス固有の文字列が入っています。
例:『c:\My Documents\E-500 My Documents\』→『c:\My Documents\WinCE My Documents\』
非常に危険ですので,自己責任でどうぞ。バックアップは万全に。
CE機側の同期フォルダを変更するには,CE機側のレジストリを変更する必要があります。
[HKEY_LOCAL_MACINE\Software\Microsoft\Windows CE Services]配下『FileSyncPath』を任意のフォルダ名に変更。
例:『\My Documents\同期フォルダ』→『\Storage Card\My Documents』
※ 母艦側のレジストリをいじっても同様のことができるようですが,割愛します。
# 検索すればすぐに見つかると思います。
この方法を用いてStorage Card(メモリ カード)側に同期フォルダを移動することで,本体メモリを節約する等の応用が考えられます。
※ 最近のVer.のActiveSyncでは,同期フォルダをStorage Card側に移動すると上手く同期されないようです。
非常に危険ですので,自己責任でどうぞ。バックアップは万全に。
WindowsCE機は初回のセットアップ時にROMから必要なファイルを読み込んでRAM上に展開しています。
CASSIOPEIAなどメーカー提供のバックアップソフトが用意されているマシンであれば,バックアップを取った後にフルリセットをかけ,セットアップ後(スタイラスの調整だけでかまいません)リストアすれば削除したシステムファイルも復活するはずです。
※バックアップソフトによっては挙動が違う可能性もありますが…CASSIOPEIAのAシリーズ用,E-55用,E-500用では共にOKでした。
ちなみにCE2.11(Ps/PCにて確認)の『\Windows\Temporary Internet Files』にあるファイルを削除してしまうとActiveDeskTopが正常に表示されなくなってしまいますが,これはWindowsフォルダから以下のファイルを探してコピーすることでも復旧可能です。
aa_chan.mcs,aa_item.mcs,addmobil.gif,appts.cdf,appts.mcs,date.cdf,date.mcs,dttitle.gif,header.gif,home.cdf,home_aa.htm,ichome.gif,logo.cdf,logo.mcs,logohome.gif,messages.cdf,messages.mcs,owner.cdf,owner.mcs,subscrib.mcs,taskhigh.gif,tasklow.gif,tasks.cdf,tasks.mcs
WMPで曲先頭の無音部分が長い曲を再生すると上記の様な現象が発生してしまいます。
これを回避するにはファイルをエンコードする際に無用な無音部分を切り飛ばす必要があります。
WAVファイルをWin32標準のボイスレコーダで編集するなどの方法が考えられますが,エンコードに使用しているソフトがCD2WAVの場合は,『設定の変更』の取り込みタブにある『曲の先頭の無音領域を記録しない』にチェックを入れると自動的に処理することが可能です。
CD2WAV公開サイト みゃん☆みゃん☆ふぁくとりぃ☆
WMPではファイル名に日本語(2バイト文字)が使ってあるとプレイリストが正常に機能しません。
プレイリストを利用したい人はファイル名をローマ字など英数に変更してください。
ただしID3タグの方は日本語に対応していますので,日本語表示自体は可能です。
[KEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows Media Player\Button Map]配下のDefaultを削除してください。
レジストリを変更することで,バックグラウンド時の挙動を変更可能です。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows Media Pl ayer\Parameters]配下に『Background』という名前のDWORD値を作り数値に2を指定します。
0は停止,1はデフォルト通り再生品質がハーフレートに落ちます。
※ Pocket PCなどでは機種によってデフォルト値が異なります。
同じく[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows Media Pl ayer\Parameters]配下の『ForceHalfDecording』を1に変更するとハーフレートをデフォルトに変更可能です。E-x5系などで使用する際に変更すると便利でしょう。
なおこれらの設定はmidori01さんのサイトGreenSoftwareの間で公開されているWMPMやWMPCなどから簡単に変更する事も可能です。
E-700のリモコンイヤホンユーティリティで『Windows Media Playerが見つかりません』というエラーが出る場合があります。
これはスタートメニューの中に『Windows Media』のショートカットが無いことが原因ですが,WindowsMediaPlayerのショートカットの有無ではなく単に『Windows
Media.lnk』というファイル名をチェックしている点に注意が必要です。
# これは同ユーティリティがショートカットのリンク先を『\windows\player.exe』から『\Windows\RemoWMP.exe』に変更しているためです。
この件に関する詳細はFinal β Laboratoryさんの『勝手気ままにPocket PC』→『本体と一緒に揃えたいモノ』を参照してください。
E-700のリモコンは標準のskinと同じボタン配置のskinでしか動作しません。
# 当サイトで公開しているPocket PC版WMP用skinはリモコン対応済みです。
またSkinCooserでskin変更直後に自動的に立ち上がってくるWMPは素の状態(詳しくは↑参照)ですので,skin変更後改めてスタートメニューからWMP(RemoWMP.exe)を起動し直してやる必要があります。
TodayScreen Image Toolをアンインストールするにはレジストリを操作する必要があります。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Today\Items]配下の『Image』キー(複数の画像を設置した場合はImageで始まる全てのキー)を削除後,リセットしてからアンインストールしてください。
sigmarionなどの一部の機種のデフォルト(初期)設定ではIEの画像表示がOFFになっています。
ツールメニューの表示→オプションの『画像の表示』チェックボックスをONにしてください。
J-PhoneやTu-Ka,auなどのPDC(デジタル携帯電話)はDoCoMoと同じプラグインモデムを選択すれば通信可能です。
またASTELもDoCoMoPHSと同じプラグインモデムで通信可能。
なお接続ケーブルもそれぞれDoCoMoと共通です。
cdmaOneはCASIOのE-700公式サイトからプラグインモデムを入手したうえでE-700用ケーブルを使った成功例が報告されているようですが,失敗報告もありますので過度の期待は禁物かも知れません。
-H"に関してはそもそもプラグインモデムが用意されていないため,基本的には使用不可です。
E-700の『phs_mdm.dll』とE-700のレジストリの該当エントリをインポートする方法もありますが,使用権許諾その他の問題からあまり現実的ではありません。
# 他人の所有するE-700から上記DLLを複製することは明らかに違法だと思われます。
NetFrontは拡張子の関連付けによる起動には対応していない模様です。
# Ps/PC版にて確認。CASSIOPEIA AシリーズではCASIOが専用ツールを用意していますから,H/PC版では可能だと思われます。
またネットワーク(LAN)経由でのインターネット接続にも対応していません。
# ただしこちらもH/PC版は可能なようです。
Ps/PCでブラウザを関連付けによって起動したい場合はiBrowserなどの海外製ブラウザを使用すると良いでしょう。
ただし,海外製ブラウザではCompactFlashCard名が『メモリ カード(実際には半角カナ)』のままだと参照出来ません。
レジストリ変更によって名称変更を行う,もしくはLHAで圧縮するなどの対応が必要です。
# LHAで圧縮するとTascalLHA経由で参照した場合,一時的に本体メモリ内(Tempフォルダ)に展開されるため参照可能になります。が単一ファイルしか参照出来ませんし,実質的には本体メモリに保存するのと同じ結果になります。運用形態によっては便利かも知れません。
l'agendaはRAMの内容を補助バッテリで保持しないため,リセットするとRAMの内容が消えてしまいます。
したがって,本体メモリ側で保存しておきたいデータ(プログラム含む)はFlashROM領域の『\Nand Disk』配下に保存してやる必要があります。
一般的にプログラムであれば『\Nand Disk\Program Files』。
アプリケーションデータであれば『\Nand Disk\My Documents』。
を利用します。
なお,『\Nand Disk\Program Files』はデフォルトサーチパスに含まれていますので,各種DLLなどの共有ファイルはここに直接(下位フォルダを作らずに)入れればよいでしょう。
# 余談ですが,アプリケーションの起動フォルダもサーチパスに含まれます。
上記項目でも触れた通り,l'agendaはRAMの内容を補助バッテリで保持しないため,リセットするとRAMの内容が消えてしまいます。
したがって,Ps/PC用ソフトやレジストリエディタなどが設定変更(=レジストリへの書き込み)を行っても,RAM領域からFlashROM領域にレジストリを書き込んでやる必要があります。
# l'agenda用のアプリケーションはこの書き込み動作を自動で行います。
書き込むにはl'agenda用アプリケーションの書き込み動作を利用するとよいでしょう。
具体的にはトップメニューのアイコンを並び替えたり,設定で配色を変更するのが簡単です。
ActiveSyncとPC接続を同時にインストールしてある場合,ActiveSyncが先に反応してしまい,l'agendaを正常に認識することができなくなることがあるようです。
その場合は一時的にActiveSync側の[接続の設定]にある『USB 接続をこの PC で有効にする』のチェックボックスを外してください。
Pocket PC 2002搭載機の内,初期にリリースされたモデル※にはダイアルアップ接続に失敗すると,設定してあったDNSのIPアドレスが反転してしまうという不具合があります。
※ GENIO e550X,hp jornada 568,Pocket PC 2002にVer.UP済みのGENIO e550およびiPAQ H36x0
GENIO eの場合,以下のページで配布されているパッチを充てることでこの現象を回避することが可能です。
東芝GENIO e ROM アップデート1 for Pocket PC 2002
それ以外の機種に関してはパッチが未リリースのため,プライマリDNSとセカンダリDNSのいずれかに,逆転したIPアドレスを設定するというトリッキーな手段で回避する方法が知られています。
プライマリDNS 『0123.4567.89AB.CDEF』(正しいアドレス)
セカンダリDNS 『CDEF.89AB.4567.0123』(あらかじめ逆転させたアドレス)
※ GENIO e550X,hp jornada 568,Pocket PC 2002にVer.UP済みのGENIO e550およびiPAQ H36x0
修正パッチを充てることで回避できますが,修正パッチが未リリースな機種ではこれを回避する方法はありません。
回避方法としては以下のような対処法が確立されています。
2〜3の方法では環境によっては改善しない場合がありますので,その場合はあきらめて編集中のファイルを閉じたあとでリセットするのが無難でしょう。
バックアップファイル(ActiveSync,CFバックアップソフトを問いません)を利用してバックアップデータからリストアした場合,受信トレイのアカウント情報が正常にリストアされないのが原因です。
リストア後受信したメールは受信したアカウントの受信トレイフォルダではなく,ActiveSync(アカウン)内の受信トレイフォルダに保存されるようになってしまいます。
CASSIOPEIA E-2000に関しては,本体添付の「受信トレイ修復ツール」を利用することで本現象を回避できます。
詳細は本ツールのドキュメントを参照してください。
それ以外の機種では基本的に回避方法はありませんので,リストア後一端アカウント情報を削除してから再度作成しなおす必要があります。
GAPI(GameAPI)を利用したハードボタンを使用するゲームの場合,プレイ前に(ハードボタンに機能を割り付けたことのある)WindowsMediaPlayerを利用すると,ハードボタンへの機能割り付けがうまく行われない場合があるようです。 ゲームを起動する前にリセットしてみてください。
また,ゲームをインストールする前にWMPを立ち上げたことがある場合にも,ボタンが正常に動作しなくなる可能性があるようです。
# 上記ケースでリセットしても復帰しない場合,ゲームの再インストールが必要です。
従って,ゲームをインストールする前には一端リセットを行ってから,インストールを行うのが安全といえるでしょう。
なお,本項目は本サイト掲示板上での聖やきょうさんの投稿を参考にさせていただきましたm(__)m
こちらはPocket PC 2002から発生するようになった現象ですが,SIP(文字入力パッド)が「ローマ字/かな」以外のものが選択されていた場合,ゲームでボタンがうまく動作しないという症状が発生します。
ゲームを起動する前に,「ローマ字/かな」が選択されていることを確認しましょう。