本ページは,私,霧島が怠惰な日々の中で気付いたり,感じたことを筆にまかせて『垂れ流す』ページです。
(雑記帳過去ログより抜粋)
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h1937を購入しました。
が,現在一身上の都合によりインプレ記事を書いている余裕がありませんので,インプレ記事作成用のメモとして本記事を掲載します。
# といっても後日正式にインプレ記事を書くかどうかは未定ですが(^^;
# とりあえず1万字近く書いたんで,満足しちゃいましたし(笑)
インプレ記事のネタの切り売りって奴ですね。
出し惜しみは一切しませんが,h1920から変更されていない点については一切触れませんので,「知りたい情報が載っていないぞ」と思った場合は「iPAQ Pocket PC h1920インプレッション」……は長文なので,読むのが面倒な方は同記事の摘要(サマリー)辺りを参照してみてください。
省力化のためにサクサクいきます。
海外記事などで黄色い黄色いと散々いわれていたので,この点が気になっているという方も多いのではないでしょうか。
この辺りは個人の感覚や好みの違いが大きいと思いますが,私個人の感想を述べさせてもらえば……黄色いです(苦笑)
同じ半透過型ということでいえば,CASSIOPEIA E-3000の液晶なども微妙に黄色がかかっていたのですが,さらに黄色い印象を受けました。
輝度を上げて正面から(液晶面と直角に)見ている分にはかなりマシになる(この状態に限っていえばh1920より発色が鮮やかといえなくもない)のですが,少しでも液晶を傾けてしまうとかなり黄色く見えてしまいます。
が,私から見てこの液晶の問題点は実は黄色いことより,視野角が狭く少しでも斜め下(及び左右)から見た場合,発色がかなり薄くなってしまうことだと感じました。
なんというか,斜め(特に下方向)からみてしまうと黄色い上に色味が薄く見えるので精彩に欠いた発色に見えてしまいます。
# 1年間酷使してヘタったCASSIOPEIA E-700の透過液晶が,こんな発色だったかなぁとか(^^;
より正確に表現するなら,色の薄い部分が黄色(クリーム色)に飛んでしまう感じでしょうか。
というわけで,少なくともお絵描き用途であれば(販売終了品ですが)h1920の方が良い選択なのは間違いないでしょう。
# ちなみにタッチパネルの精度&感度は同等といった感じでしょうか。
# もうちょっと使い込んでみないと結論は出せませんが,液晶外縁部の歪みも特に感じられませんし,近年のiPAQの伝統に則って優秀なデジタイザだといってよろしいのではないかと。
長期間利用した上での結論ですが,微妙に精度が落ちたようです(^^;
とはいえ,他機種に比べれば十分優秀だと思いますが。
とはいえ室内で見た反射型液晶と違ってぼやけた感じはしませんし,視認性には問題ありませんので透過型や半透過型の美しい液晶と比較さえしなければ妥協できる範囲ではないかと思います。
# 個人的には反射型液晶に戻れといわれるよりはずっといいです。
# 半日使ったら慣れちゃいましたし(笑) <除く視野角
バックライト輝度は,h1920に比べてやや暗めといった所でしょうか。
実用上支障がある程ではありません。
久々の非インテル,しかもPocket PC搭載CPUとしては過去の実績がないSAMSUNG製のS3C2410プロセッサ203MHzということで懸念されていた処理速度ですが,OS変更の助けもあってか『体感速度的には』PXA255
200MHz搭載機(h1920)はおろか,PXA255 400MHz搭載機(E-3000)よりも快適な程で,特にファイルコピーの速さなどは,何か悪いものでも食べたんじゃないか(意味不明)と思う程です。
# File ExplorerでのWindowsフォルダの表示なども早いですな。
普通に利用している分には,私が今まで使ってきたPocket PC(h3630含む)の中では最も高速なマシンだと感じられました。
# といっても檄早といった感じではなく,全てのシーンで少しずつ早いといった感じですけどね(笑)
ActiveSyncの同期速度も,h1920比2倍くらいになったのでこりゃ凄いと一瞬思ったのですが,こちらはActiveSync 3.7の恩恵だったようで,h1920もやや劣るものの同期速度が大幅に向上していたことに気づきました(笑)
# 製品添付版ではないダウンロード版はてんで遅かったような記憶があるのですけどねぇ……ビルドが違うのかしらん。 <入れ直してまで調査する気はなし
# ちなみにh1937は3.7以前のバージョンでは同期できない(警告メッセージが出る)模様(^^;
ただしベンチマーク結果は既報のとおり,クロック相応の数値のようです。
BMQ結果一覧
h1937 Inte. 637/Float 59/Draw 167/Window 270/Memory 686/Total 363
h1920 Inte. 614/Float 53/Draw 236/Window 105/Memory 536/Total 308
E-3000 Inte. 1232/Float 113/Draw 480/Window 185/Memory 1121/Total 626
で,私がインプレ記事にしつこく書いている,私のとってのキラーアプリであるところの「えここdeふぁいと!」ですが,全編(タイムアタックで確認)通してフルレート(60fps)で遊ぶことが出来ました。
# 初期ロット(?)のStrongARMを搭載していたマシン以来の快挙。
# E-2000以降私が使ったマシンでは初めての記録です。
「PalmGB」についても実機より早い速度で動いているようです。
# がHDDから発掘してきた「YAME CE」は実機より微妙に遅くなったような気もする。
# と思いましたが,オートスキップ設定でなら等速出ている模様。
ちなみに手持ちのソフト&ゲームの中では唯一「Abalone」が目に見えて動作速度が低下しました。
# アニメーションがガクガクと引っかかったような動きをします。
で,最後に動画再生性能ですが〜
これに関しては圧倒的に向上しました。
E-3000&h1920のインプレで利用したのと同じ映像ソースを「Windows Mediaエンコーダ 9 シリーズ」で変換したものを比較しましたが……
h1920で「Pocket PC 標準ビデオ」&「音声品質オーディオ」で再生した場合と……
h1937で『Pocket PC ワイドスクリーン ビデオ』&『CD品質オーディオ』で再生した場合を比較するとh1937の方がはるかになめらかに再生できました。
# ちなみにWMP9にバージョンが上がったため,「CD品質オーディオ」(サンプリングレート48KHz)で作成してもちゃんと音ありで再生できます。
h1920を300MHzまでクロックアップしても焼け石に水といった感じで,画像サイズ及び音質を落としているにも関わらずh1937にはかないません。
# 更にワイドスクリーン同士で比較した場合,E-3000よりもなめらかです。
# ソースによっては微妙に引っかかる場合もありますが(^^;
他方「PocketMVP」で比較した場合は,h1920にかなわないという結果になりました。
# 条件に関してはE-3000orh1920のインプレ参照。
# ただしh1937のみ,旧バージョンではエラーがでたため,利用したPocketMVPのバージョンが異なります。 <ムービーファイルは同じものを使用
PocketMVP結果一覧
h1923 Dropped:3436/Played:4620/Total:4620/Avg FPS:7.69
h1920 Dropped:2346/Played:4620/Total:4620/Avg FPS:14.77
E-3000 Dropped:100/Played:4620/Total:4620/Avg FPS:29.35
jornada568 Dropped:3310/Played:4620/Total:4620/Avg FPS:8.51
# って,StrongARMにも負けてるのか(^^;
というわけで,ブロックノイズがやや目立つものの,ファイルサイズをコンパクトにできるWMVを利用するのが吉という結論になりそうですね。
# なんというか,WMPがついに実用になったといった感じですな。
とまぁ,以上の結果を踏まえてみるに,S3C2410 206MHzはARM系CPUとしてクロック相応の実力だが,OSが最適化されているためにPocket PC 2002世代のマシンと比較して高速に動作するという結論に落ち着くのではないかと。
……とこう書くと,Pocket PC 2003で最適化されたのはXScaleじゃないの?という声が聞こえてきそうですが……
サムスン電子、Windows CE. NET 4.1向け次世代CPUをサポート(公式)
サムスン電子、マイクロソフトとPocket PCビジネスを共同で展開(公式)
マイクロソフト、チップ各社のWindows CE対応を推進(ZDNet)
といった記事を見るに,S3C2410はCE .NET4.1(以降)向けに元々最適化してあると考えて間違いないと思います。
# 実際にはCE .NET4.1(Microsoft)側も最適化しているのでしょう。
Microsoft製のOSのバージョンがあがって速度面で感動したのは,Windows CE2.0以来かも(笑)
メモリのユーザ領域が34MBから56MBに増えました。
たかが22MB。されど22MB。
h1920は意識して切り詰めないとやっていけない感じでしたが,h1937はわりとルーズに使っても「まだこんなに余裕あるんだ〜」ってな感じで楽が出来るのはありがたいです。
写真でみると変わっていないように見えますが,結構変わっています。
まず,本体上下左右(SDスロット周辺など)のメッキされたモール部分がグロスブラック塗装になりました。
控えめに言っても安っぽくなったと思います(苦笑)
まぁ,h3800シリーズ以降のデザインラインとの共通性を出すには悪くないのかもしれませんが,(黒に近い)スモークシルバーのメッキ塗装を期待していたのでちょっとガッカリです。
次に液晶の設置位置が変わりました。
CE FANの記事では液晶が大きくなったとありますが,私の見たところ左寄りにオフセット配置されていたものが中心に(左右対称に)移動したというのが正解ではないかと思います。
これに合わせて,液晶周囲(のキャラクターライン)が今まで凹モールドだった部分が凸モールドに逆転しています。
この恩恵を受けて,電源ボタンが微妙に押しやすくなったかもしれません。
# 微妙な差なんで気のせいかもしれませんが(^^;
さらに前面パーツの表面処理に梨地処理(の上からクリア塗装したような感じ)になり,やや質感が変わりました。
アプリケーションボタンのアイコンなど,印刷の上からクリアが塗装されるようになった結果,剥げにくくなっているのは嬉しいところですね。
ついでに言うと,バッテリカバーに関しても(印象は異なるものの)同様に梨地処理が追加されています。
2.5mm径のオーディオジャックに対応するためh1920ではステレオ超ミニプラグのステレオイヤフォンが添付されていましたが,h1937では2.5mm→3.5mmへの変換アダプタに変更になりました。
SONY製など市販の変換アダプタはコネクタ部が嵩張って邪魔だったのですが,h1937添付のものは中間にコード部があるデザインのため取り回しやすくなっているのは嬉しいところです。
# 同種のアダプタは国内では「pocketgames」が扱ってますね。
もっとも,もうちょっと小型化できるだろうにとも思わないでもないですが(^^; <添付品
Pocket PC 2003はOSのコアがCE 3.0からCE .NET 4.2に変更になったものの,表面上の変更点は少なく,エンドユーザは違いに気付かないだろうといわれていましたが,旧バージョンに慣れ親しんだ人間の目からみると『細かい箇所が』結構違っていたりします。
「スタート メニュー」だの,「プログラム」「スタートアップ」といったフォルダ名(とスタートメニュー上の表示)やコントロールパネル(設定)に存在していた半角カタカナが全角カタカナに変更になりました。
# これに伴って,コンパネのソート順が変わっていて微妙な違和感が(笑)
個人的には英語のままにしてくれ!と思わないでもないですが,半角カタカナなどというローカル極まりないシロモノが撲滅されただけでもよしとします(笑)
が,「アセット ビューア」「オーディオ」「セルフ テスト」「バックライト」といったHPが追加したものに関しては半角カタカナが使われていました。
# 日本HPも気が利かないですな。
というわけで,フォルダ名を決め打ちしていたアプリでは動作に不具合がでるようになってしまいました(^^;;;
# 「ファイルエクスプローラの友」の[フォルダ移動]→[スタート メニュー]で確認。
# 急場凌ぎでショートカットをMoveToに作りましたが,従来のものを間違えて選択してしまってPIEが立ち上がってぐんにょり(笑)
# って,ソースが公開されているので,いじればいいわけですが(^^;
作者の中村さんのサイトの更新履歴にて「ファイルエクスプローラの友」Pocket PC 2003嘘対応版が早速公開されていますm(__)m
スタートメニューの1階層目に入れられるアイコン(ショートカット)数が9個に制限されるようになりました。
スタートメニューにスクロールが発生するのは見苦しいという見地からなのでしょうが,従来10個までならギリギリ表示できたので,なんで9個なんだ!と文句を言いたい気分で一杯です(笑)
# いや。10個入れるとスタートボタンにかぶってしまうからなんでしょうけどね(^^;
スタートメニュー,タップ&ホールドメニューなど全てのメニューが該当するのですが,メニュー展開時に1番上の項目が常に選択状態で開くようになりました。
ペンタップオペレーション時は見た目に違和感を感じる程度ですが,ボタン操作時は挙動が変わるので留意が必要かもしれません。
って,新しい仕様の方が(見た目はともかく)スマートだと思いますけどね。
SDスロットのマウント名が「メモリ カード」から懐かしの「Storage Card」に戻っています。
もっとも,2スロット化に伴って各社名称にバラツキがでてきていたので,OSではなくh1937のローカルな変更点かもしれません。
……添付ソフト(後述)の大部分が英語版なので,不具合を嫌ったのが真相だったりしませんかね(笑)
今までイマイチな感じだった「手書き入力」ですが,突如認識率が100%近くまで向上しました。
新たに認識候補が選択できるようになったわけですが,この機能を使う必要性がないんじゃないかというくらい認識率が向上しています。
私の場合,(全て/英語/数字&半角)モード固定を併用すれば,英数まじりのパスワードも手書きでフツーに入力できるようになりました(笑)
認識候補の選択こそDecuma Japaneseに劣りますが,実用的な出来になったと思います。
# 各SIPに記号入力モードへの切り換えボタンが付いたのも便利ですな。
同SIPの「ローマ字/かな」のデフォルトが半角英数ではなく,全角かなになってしまいました。
って,これはPocket PC 2002の頃からメーカによっては既になっていたのですが,個人的に大変不便です。
というか,オプションで設定変更できるようにしてくれるだけでいいんですけどねぇ(苦笑)
オンラインソフトのダイアログなどで文字表示領域の上下幅が微妙に狭まったらしく,ラジオボックスやチェックボックスの上下が切れてしまうという現象が散見されるようになりました。理由がよく分からないのですが,
実害はありませんが,見た目的にちと悲しいものはありますね。
どうもシステムフォントがMS UI Gothicに変わっているのが原因のようです。
これによって,一部のテキストビュア系ソフトで文字の並びが汚くなってしまっている印象が無きにしも非ず。 <文字間が最適化されていない?無理やり固定ピッチフォントとして使ってしまっているような感じか
ピクチャービュア兼簡易画像処理ソフトの「Pictures」,さめがめ風ゲームの「Jawbreaker」が追加になりました。
前者はちょっとしたトリミングなんかには良さそうですが,ビュアの使い勝手としてはイマフタツといったところでしょうか。
# フルスクリーン表示できない辺りが論外といいますか……(^^;
フォルダを漁ってサムネイル表示してくれるので,怪しげな画像を下層に保存しただけで安心しないように注意しましょう(笑)
ついでに,CDからのインストールが必要ですが,Microsoft謹製ゲームとして「マインスイーパ」「リバーシ」「ハーツ」も追加されています。
Pocket PC 2002では「手書き入力」および「ローマ字/かな(のかな入力)」を選択中にゲームを立ち上げると,アプリケーションボタンをゲーム側が乗っ取れず操作不能になるという問題がありましたが,同様の問題が発生するSIPの種類が増えました。
というか,「手書き検索」『以外は全滅』っぽい感じです(汗)
ちなみに,デフォルトのSIPは「手書き検索」に変更になっています。
# ということはMSKK側or日本HP側も認識済みということかしらん?(^^;
IPv6,XML,CSS,JavaScript 5.5,アニメーションGIFサポートと色々と変更があるらしいですが……
とりあえず自分のサイトをみてみた所,(一見して)CSSは結構まともに解釈されているようです。
# のさださんのサイトのTopもちゃんと旗に見えましたし(笑)
# 一部変な所もありましたが(^^;
速度に関しては確かに早くなっているかな〜?といったレベルのような気がしますが,読み込み中(旗のマークがアニメーション中)でもストレスなくスクロールできたり,アドレスバーを出し入れしても再描画がかからず瞬間的に表示切り替えをしてくれたりと細かい点でのブラッシュアップが目につきました。
結構いい感じに進化しているんじゃないでしょうか。
# って,まだテーブルやフレームバリバリのサイトとかは見に行っていないんですけどね(^^;
残念ながら「画面に合わせる」機能はまだまだ完全ではないようですが,その点さえ妥協すればZDNetのような複雑なレイアウトのサイトでもそれなりに忠実に表示してくれるようです。
また,「画面に合わせる」をON,OFFしてもページを再読み込みせずに瞬間的に切り替わってくれるようになったのはありがたい限り。
ちなみに,通信設定などが簡単になったという話ですが,SDIO対応の通信カードなどは持っているわけもなく(苦笑)
未検証です。 <とりあえず興味がないとも言う(^^;
標準のファイル選択ダイアログとか,手書き入力&手書き検索などのバックグラウンドにあまりセンスのよろしくない壁紙が付きました。
とりあえず,無効にする裏技希望(苦笑)
英語版で報告されていた,ソフトリセットする度にアラーム設定が増殖するという不具合ですが,日本語版で存在しているかどうかはまだ調べていません。 <オイ
いや。私が愛用している「Spb Pocket Plus」の新版には『2003 Startup Fix』なる機能が追加されているので,早速有効にしてしまったんですよね(笑)
というわけで要調査ですね。
参考URL
Windows Mobile 2003 May Have Problem with Alarms(Brighthand)
リセット時にもフルリセット時のようにプログレスバー(?)が表示され,Pocket PC 2002よりも時間がかかるようになった。
# とはいってもトータル10秒かかりませんが(^^;
WMPのボリュームがシステムボリュームではなく,WMP固有のボリュームになった模様です。
もっとも,固有とはいってもWMPだけ別の設定が保持できるわけではなく,システムボリュームの下位にWMPのボリュームがあるような感じの動作です。
PCなどと同じく,システムボリュームとWAVE出力のボリュームが別々に存在するような感じでしょうか。
なおWMPのボリュームが,他のアプリのWAVE出力に影響を及ぼすかはまだ検証していません。
# アラームに影響しないのであれば,結構便利かもしれませんねぇ。
ある意味WMPはボリュームを2重に操作できるようになったわけで,最小←→最大幅が更に広がりいい感じです。
# 可聴域ギリギリまでボリュームを絞れるようになった。
私の愛用ソフト(h1920インプレのメモリの項参照)では,「Pocket WZ Editor」「えここdeふぁいと!」「なにクラ体験版」「Namo HandStory」で微妙に困る不具合がでています。
最悪なのがPWZで機種(OS)判定に失敗しているらしく,Pocket PCではなくH/PCorPs/PCとして認識してしまうようです。
# 2.07A,3.0α4.1で確認。
# もちろん「setppc.exe」は実行済み。
ナビゲーションバーとコマンドバーではなく,メニューバーとツールバーが表示され,SIPボタンが隠れてしまいます。
致命的な問題といえましょう(苦笑)
# まぁ私の場合,WZ MEMOで日付と時刻の挿入さえ使えれば,他はしばらく代用で我慢することも可能なのですが(^^;
なぜかSD上に置くと問題なく動作するようです。
jornada568で「hp safe store」(Flash ROMの空きスペースをユーザ領域として利用できる)にPWZをインストールした際に発生する症状に似ていますが,まさかメインメモリの読み込み速度が遅すぎるという話も無いでしょうし……謎です。意外と根が深い問題なのかも?
えここdeふぁいと!となにクラに関しては,終了処理が上手くいかないらしく,終了時にフリーズしてしまいます。
# ひょっとして10分単位で放置すれば,帰ってきたりするかな?(^^;
まぁ,プレイに支障はないようなので,プレイし終えたらリセットしてしまうのが妥当な対処法でしょうかね。乱暴極まりないですが。
# Final version+04で確認。夏コミで購入してきた奴は未だ未開封です(^^;
最新版(Final version+05)でも駄目でした。残念。
HandStoryは(K.K.さんも書かれていたようですが)画像が表示できないようです。
また,アクション(決定)ボタンを押してファイルを閉じる機能も動作していない気がします。
# PIEのコンポーネントを利用しているクリップビュアだと閉じず,テキストビュアだと閉じる模様。
ちと不便かもしれません。
# ただし動作速度は見違えるほどに高速化しました。
# PIEのコンポーネントを利用しているために,PIEの性能改善効果が反映されているのでしょうね。
そうそう。「VITO
ButtonMapper」もアプリ別のアサイン変更機能が正常に働いていないっぽいです。 <WMPのみ上手くいっていないだけかも
「Nyditot Virtual Display」(3.21)正常動作せず。
「T-Time Viewer」アンチエイリアスを利用するとテキスト表示領域が真っ黒になり,利用できない。
WMPの再生中に「Absolute Simple Close」で終了できなくなりました。
もちろん停止中であれは終了できます。
またSpb Pocket Plusで終了した場合,しばらく演奏が続いた後(意図しない)音が以後出っぱなしになります(苦笑)
# 恐らく要リセット。
WMPのウィンドウクラス名が「WMP for Mobile Devices」に変更になったのが原因だそうです。
作者の中村さんのサイトの更新履歴にて「AbsoluteSimpleClose」Pocket PC 2003嘘対応版が早速公開されていますm(__)m
ゲームなどで各アプリケーションボタンを利用した場合,機種によってアサインがバラバラだったりするのですが,今までiPAQシリーズ中では整合性がとれていました。
これが変更になったようです。
えここのポーズボタンがボイスレコーダから予定表ボタンに変わっちゃいました。
# まぁ,さしたる実害はないのですが。
サスペンド(電源を切っているとき)にアプリケーションボタンが押されて電源が勝手に入ってしまうのを抑制するための設定が,コントロールパネル(設定)の[ボタン]にロックタブとして追加されました。
# OSの機能なのか?とも思いましたがタブ名が半角カナなので,HPの独自要素である可能性が高そうですね(笑)
スタイラス尾部のプラスチックパーツの成型精度が下がっています。
早くも型が傷み始めたのでしょうか?(^^;
# エッジ部分が溶けたような感じに潰れてます。
# まぁ,個体差かもしれませんけどね。
h1920には全くオマケソフトが付いていませんでしたが,色々と付くようになりました。
Outlookが2002になり,real ONE PLAYER,Acrobat reader,ClearVue Document,ClearVue Presentation,ClearVue Worksheet,iPAQ Image Viewer,HP Mobile Printing Pocket PC,Pocket Backup PlusなどがCDに収録されています。
が,大半が英語版な上,肝心のバックアップソフト(Pocket Backup Plus)が60日の体験版なのはちと頂けないかもしれません。
まぁ,ビジネスドキュメントビュア系が充実している点はありがたい人も多いのではないでしょうか。
なお,iPAQ Image Viewerは相変わらずGIF非対応な上,スタイラスドラッグによるスクロールが出来ない点が画竜点睛に欠く感じではあります。
・ルートフォルダに変なファイルを作らなくなった(CMMap〜はConnMgrフォルダに移動)。
・\Windows\AppMgr配下のインストール情報が隠しファイルになった。
・ルートフォルダにprofilesとConnMgrフォルダができた。
・パスワードヒントが表示(入力)できるようになった。
・アラームの繰り返し設定が可能になった。
・コンパネに証明書(の管理)が追加された。
・コンパネにiPAQ伝統の「セルフ テスト」が追加された。
・手書き入力のマス数を2マスと3マス切り換え(設定)できるようになった。
・手書き入力及び手書き検索で,左利き用設定ができるようになった。
・画面OFF時アプリケーションボタンを押すと,画面がONになるようになった。
とりあえずこんな感じで。
また思い出したら,追記するかもしれません。
Pocket PC 2002 EUU3以降のTips(ただし後者は2003固有)ですが,USBケーブルを繋いだ状態で電源を切っておくと勝手に電源が入ったり,定期的にダイアルアップを促すポップアップが表示される場合,ActiveSyncの[ツール]→[オプション]のスケジュールタブで「サーバのスケジュール」と「モバイルのスケジュール」を「手動で同期」に設定変更することでこれを抑制することが出来ます(参考画像)。