本ページは,私,霧島が怠惰な日々の中で気付いたり,感じたことを筆にまかせて『垂れ流す』ページです。
(雑記帳過去ログより抜粋)
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前回の雑記帳更新から,1年と数カ月ぶりの更新です(^^;
とはいっても,画像ナシで掲示板投稿の「雑記縮小版」の方はポツポツと書いていたので,書いている方としてはそれほど久しぶりという気もしないわけですが。
とりあえず,本サイトの趣旨にそぐわない&一応HTML化しておきたいor画像を使いたいネタがポツポツとあったので,数日かけて片づけてしまう予定です。
ちなみに本日は自転車特集(^^;
# 他のネタが書き終わらなかっただけともいいますが(苦笑)
今年の5月になけなしの原稿料とE-3000の売却資金を投じて,r&m「BD-1」を購入してから,自転車熱が再燃中だったりします。
# おかげで,美少女ゲームに回しているお金がありません(苦笑)
# って,実は980やら1,980円で叩き売られているものを,密かに数本購入していたりはするのですが……
# 値段+α程度に楽しめたのは「AAA」くらいかな(苦笑) 他のゲームは既に脳内から存在を抹消されました(^^;
再燃と書いた以上,突如自転車に目覚めたわけではなく,私的自転車史(謎)があるわけです。
私の自宅は駅まで徒歩20分(普通の人は30分くらいかかるらしい(^^;)といった世界で,小学生低学年の頃から(親に連れられ)サイクリングに親しみ,中学時代からは自転車通学。
高校時代は片道約10kmの,坂あり,2km超のストレートあり,ダート少々とバラエティに富んだコースを,大雨,台風,霧(視界はわずか数m),大雪(数時間かけて登校したら実は休校(死))と天候を問わず日々通学していました。
高校当時の愛車はブリヂストンの「ROADMAN(ロードマン)」で,毎朝起きる時間が少しずつ遅くなっていき,時には20分の大台を切ることも。
夏休みになれば炎天下の下,半日かけて大洗海岸まで行ったりと,それなりに自転車ライフを楽しんでいたものです。
高校を卒業したらオートバイを買うぞ!と心に誓っていたため,ここで私の自転車ライフは一端終わりを……迎える予定が,もう一つの趣味であるパソコン(当時はFM TOWNSを愛用)にバイト代をことごとく吸い取られて購入を断念。
結局,近所の自転車屋さんにあったブリヂストンのカタログでもっともギヤ比が高かった(と思う)「RADAC(レイダック)」を購入。
# 一応ロードレーサーらしい。 カタログ落ち寸前だったのか受注生産品。 アルミフレームで4万円前後のモデルだったような……
# 当時は若かったので,ギヤ比さえ高ければあとは根性で全て補えると信じてました(笑)
難病が発症というか悪化するまでの3年間『実用車として』乗り回しました。
# 大雨の日なんかは死ぬほど怖かったです(^^; スタンドはつけたものの,泥よけも荷台もないので買い物などにはえらく不便でしたが……
が,ここで満足に食事もとれないような状態になってしまったため,自転車と別れを告げることに。
そして3年後。ようやく病状も安定してきたので(健康のために指導を受けていた)散歩から,自転車に切り換えるべくGTの「OUTPOST TRAIL」を購入。
# 入門者向けのMTB。シートチューブのみクロモリのハイテンフレーム。
半年間ほぼ毎日乗り回すものの,病状悪化で入院。手術。
以降まれに体調がよい日には乗るものの,自宅内の自室の位置関係のおかげで室内保管できず,乗るたびに1時間かけて整備をしてから〜といった感じで気軽に乗れるものではありませんでした。
# 体調が最悪だった頃に錆々になってしまったのも問題か(^^;
# RADACに乗っていた頃は自宅を建て直す前だったので,室内保管ができた。
それから4年が過ぎ……
ようやくBD-1の購入にたどり着いたわけです。
実は私がBD-1の購入を検討し始めたのは結構昔のことでして,確か1998年〜1999年の辺りだったと記憶しています。
# 厳密には(当時はBD-1との相対比較で)安価だったPEUGEOT「PACIFIC-18」。
が,(1999年に立ち上げた)本サイトのネタと実用のためにPDAやノートPCを買い換える方向に資金が全て流れてしまい,自転車に10万円捻出することができないまま月日は流れていきました(苦笑)
ちなみに何故BD-1かといえば〜
先に述べた通り通常サイズのバイク(NOT オートバイ)を室内に保存することは難しく,また自身の体調に波があるため乗れないときはとことん乗れない(どころか整備するのも一仕事)ことがあるといった条件を勘案するに,折り畳みか分割式がベスト。
# 体力がないため雨にぬれて風邪をひくだけでも危険ですし,真夏も時間帯を選ばないと(以下同文)
で,初めて実車を見たときのインパクトが長らく頭に残っていたために,フォールディングバイク(折り畳み自転車)=BD-1という図式が刷り込まれており,その他の選択肢はあまり検討せずに決めてしまったのでした(汗)
# フォールディングバイクだけどフレームにヒンジがない構造や,ケレン味のある(メカメカしい(造語?))デザインが当時の私の目にはとても新鮮に映ったのですよねぇ。
# また,そこそこスポーティな走りができそうだという期待もありました。
私が購入したのは,スタンダードモデル(最も安価ともいう)のBD-1 スコッチブライト(銀の地金にクリア塗装)です。
# CAPREOは予算の都合に加え,初代モデルなので様子見+改造のベース車なら不要というサークルの相方の意見を入れて見送り。Wは価格もさることながら(平地&直線メインなので)フロント2段の必要性を感じなかったため選外。
で,実際に購入して乗ってみた感想ですが,想像していたよりは走るけれど,期待していた程には走らないといった所でしょうか(笑)
# なんとも微妙な表現ですが,こういうことって結構ありませんか?
# おぉ,意外といけるじゃんと思いつつも,ちょっと物足りないというか(^^;
まず気になったのは,小径車ゆえの(?)ハイプレッシャータイヤ+タイヤ径の小ささ(18インチ)からくる突き上げのキツさ(サスがあっても,路面の凹凸を拾ってしまう)。
次にフロントサスのバネの柔らかさからくる,下り坂とダンシング(立ち漕ぎ)時の不安定感。
そして,コンポーネント(パーツ)のグレードが低いことが原因と思われる,変速時のショックとブレーキの調整のしづらさ(私が下手くそなのが悪いという説も(苦笑))といったところ。
# 折り畳み機構にコストがかかるのが原因で,10万円クラスにしては低いの意。
ちなみに,漕いでも進まないことに関しては「まぁ,折り畳みだしこんなものでしょ」と思っていたので,そんなに気になりませんでした。
# 後日間違いだったことが分かるのですが(^^;
Bike Friday「METRO7」(折り畳みじゃありませんけど)辺りを狙った方が良かったかなぁとか,DAHON「HELIOS」の方が良かったかなぁなどとちょっと思ったのは秘密です(笑) <フロントがリジット(サス無し)&タイヤ径20インチ
そうそう。折り畳み後のサイズですが,フレームに折り畳み部がないだけあってやはりやや大柄な印象ですね。
加えて,左にハンドル,右にリアディレイラー(変速装置)とフロント周りが畳まれるため,車の中などで横に寝そべらせて収納する気になれない構造なのはちょっとマイナスポイントかもしれません。
# もちろん買う前からわかっていたことではありますが(^^;
以下,現在までのカスタマイズ状況です。
とはいってもノーマルに毛が生えた程度の上,無難というかありがちなパーツ選択で,意外性のカケラもないシロモノだったりするのですが(^^;
# 所詮個人サイトなんてのは自己満足の集大成のようなものですし〜
いわゆる折り畳みペダル
BD-1には標準ではプラスチック製のフツーのペダルが付いてくるのですが,回転時に妙なクリック感があり,イマイチスムーズに回転しないのが不満で交換……
したわけでは実はなく(^^;
歩道の端の路面が傾斜しているところでペダルを踏み込んだ際に,思いっきりペダルを削って滑り止めのゴムが中途半端に剥がれてしまい,両面が踏めなくなってしまったために最優先で交換したパーツです(苦笑)
個人的にSPDペダル(専用の靴を固定できるペダル)はフォールディングバイクには大げさ(かつ靴の予算が捻出できない)かなと思っていたので,トゥクリップが付けられる着脱式の「EZペダル」にしようかとも考えたのですが,本屋などでちょっと駐輪する度に盗難対策にペダルを外して持ち歩くのは苦痛な気もしたので,折り畳み時にジャマにならない折り畳みタイプをチョイス。
さすがは国産というべきなのか,それともさすがミカシマというべきなのか私は知りませんが,作りのよさが感じられますね。
軽金属(アルミダイキャストなのかな?)で見た目以上に軽く,折り畳み方向がリバーシブルでどちらに畳んでもOKで,裏側を踏んでも強度的不安は全く無し。
回転もスムーズで,しっかり反射板もついて定価3,800円はお買い得でしょう。
とりあえず真っ先に買えたかったパーツがこのフロントスプリングです。
上記雑感に書いた通り,標準のフロントスプリングはショックの吸収に重きを置きすぎたためか柔らかく,ちょっとした荷重でもよく動きます。
# その割にちょっとした段差でも,結構ショックをハンドルまで伝えてしまうのですけど(^^;
見ている分には「おぉ,サスが動いてる」と少し楽しい気分に浸れたりもするのですが,下り坂やダンシングで前方に荷重をかけるとグニャグニャとたわむ(腰砕け気味な)感じで,ただでさえタイヤ径が小さくフロント部分の重心が手前にある小径車では怖くて本気で踏む気には到底なれませんでした。
が,ハードスプリングに変更した所,狙い通り剛性感かでてきた感じで以前よりグッと安定感が増しました。
スプリングが固くなったことによるハンドルへの突き上げに関しては「ちょっと大きくなったかな?」といった程度で気になる程ではありません。
タイヤの空気圧の方がはるかに影響があると思います。
# 手に痛みを感じる人はおそらく(自転車用の)グローブを付けて乗っていらっしゃらない人でしょうから,まずはグローブを付けて乗ってみるとよいのではないかと。
なおこのスプリングは内径がやや大きいため,中のスポンジが標準のものより抜け易いので,頻繁に輪行にでかけるような人はスポンジの内径を(カッティングシートなりなんなりで)太らすなどの対策をした方がいいかもしれません。
# といっても,エラストマー(黄色い合成ゴムパーツ)固定用のネジの頭に差し込まれているのでポロポロ引っこ抜けてしまうということはありませんが。
また,スプリングの全長も標準スプリングより長いためか,フレーム(フロントフォーク)側の受け軸(皿?)に対して垂直に差し込まれないらしく,微妙に浮いているのがちょっと気になるところではありますね。
さらにスプリング固定時にも外す時と同様に,固定フックを持ち上げてやらないと上手くはめることが出来ない点も,組み立て時にひと手間増えてしまってイマイチに感じるかもしれません。
懐に余裕ができたら(今のところその予定はありませんが(苦笑))純正のハードスプリングや別のお店のスプリングも試してみたいところです。
フロントスプリングを交換したら,どうせリアのエラストマーにも不満がでるに違いないということで,セットで交換してしまいました。
が,これが大正解。
それまでは(MTBなどと比較して)漕いでも漕いでも進まない印象があり,フォールディングバイクの限界なのかなぁなどと勝手に納得していたのですが,なんというかグイグイと進むようになりました。
Webなどで情報を集めると,BD-1のリアサスは柔らかすぎて力が逃げるといった表現がちらほらと目に留まるのですが,なるほどこのことだったのかと実感した次第。
それまではリアを11T(8速/トップ)にすると微妙に足に負担がかかる感じで,普段は13T(7速)までしか使っていなかったのですが,11Tでも(上り坂か向かい風でもない限りは)気持ちよく回せるようになりました。
おかげでもう一段上が欲しくなってしまいましたが(^^;
# チェーンリングを60Tに変えたいかも。
BD-1乗りなら付けておいて損はないパーツだと思います。
# というか,何故最初からこのレベルのサスにしてくれないのかとメーカに苦情の一つも言ってやりたくなりますよ(笑)
# とりあえずコンポーネント総入れ換えをするより,ずっと安上がりで効果も期待できるんじゃないかと。
ただ,金属パーツが触れ合う関係上,フレーム側の塗装がハゲたり,逆にスプリングの塗装がフレーム側にこびりついたりしますから,気になる人は事前にカッティングシートなどで保護対策をした方がいいかも知れません。
# 私はとりあえず放置して様子見中。
右から順に,コードレス・コンピュータ(スピードメータのようなもの)とライト,ワイヤー錠。
# ところでなんでこのテのコンピュータは「サイク『ロ』コンピュータ」なんでしょうねぇ。「サイクルコンピュータ」じゃないの??
コンピュータ以外のパーツは,以前乗っていたMTB(車体色青)からの流用品です。
ワイヤー錠がハンドルバーに固定してあるのは邪魔(だけど他の場所には付かなかった)ですし,ライトの色が青なのもイマイチなので,SPECIALIZEDの「ハードロック スリム」とCATEYEの「HL-EL200」辺りに買いかえたいところ。
コンピュータも流用を検討したのですが,そのままだとケーブル長が足りなかったため,おとなしくコードレスタイプを買い足しました。
多くのBD-1乗りが愛用している「CC-CL200N」の後継商品のようですが,機能的には特に違いは見当たらず,主にコードレスセンサー部の小型化とタイラップ利用による取り付け易さといった細かい改良が施されたモデルのようです。
個人的にCC-CL200Nのデザインが好きではなかったので,素直に現行商品のこちらを選びました。
コンピュータ台座,コードレスセンサー共にタイラップで取り付けるようになっているため,フロントフォークが角形なBD-1でも問題なく装着することができます。
(CC-CL200N同様)応答距離が70cmと長いので,タイヤ径の小さいBD-1でもハンドルバー上に固定した状態で計測可能なのもポイント。
タイヤ周長も1mから対応しているので,小径車でもOK。2通りの周長が設定でき,2台のマシンで簡単に使い分けできるのは嬉しいところでしょうか。
# AとBの内,Bが低速重視のプログラムになっており,MTB向けとあったのでB側を利用中。
ただカウント用のマグネットを固定する際,通常スポークがクロスした箇所(あるいは2本のスポークの間)に装着することでズレや脱落を防止するはずが,BD-1のフロントホイールは組み方が通常と異なり『スポークがクロスしていない(リアはしてます)』ため,1本のスポークで固定しなければいけないのは,ちょっと心配ですね。
# 今のところ問題は発生していませんが,走行中にズレたり脱落するようであれば,マグネット(とセンサー)をスポークの端ギリギリにどうにかして固定するなどの工夫が必要になるかもしれません(^^;
ちなみにタイヤ周長は「サイクルサービスおおやま」の「豆知識」→「タイヤは小さくても結構走ります(ギヤ比)」の項にあった資料を参考に136cmに設定しています。
もっともGoogleで検索した限りでは,135cmが定番のようですが……
完全に余談になりますが,私の場合現在の仕様では最高速度は44km辺り(平地の無風状態)が限界のようです。
巡行速度なら25km(車道なら+5〜10km)といったところでしょうか。
フォールディングバイクでも意外とスピード出せるもんですねぇ。
コンピュータを付けるまでは巡行20km弱辺りかと思っていたんですが(^^;
その他細々とした出費。
SPECIALIZED BG コンプ指出しタイプのグローブ。
予算の都合でなかなか買えませんでしたが,ようやく購入。
# 洗い替え用も欲しいんですけど(苦笑)
手甲部がメッシュとはいえ,夏は暑いですねぇ(^^;
ただ,これを付けていると手のひらが全く痛くならないのは,やはりありがたいです。
タイヤの空気圧を計測するためのタイヤゲージ。
計測しながらエア抜きができるので,細かい調整がしやすいのが特徴。
大きな空気入れ(フロアポンプ)は手持ちのものがあるので,とりあえず携帯用を購入。
一応足で押さえてフロアポンプとして使えるものの,私の腕力&体重では60気圧そこそこが限界かも。
まぁ,BD-1標準装備の「MAX Birdyケブラータイヤ」の場合,とりあえず間に合いますが(^^;
ゲージ付きのポンプ。手持ちの空気入れが知らぬ間に破損していたため,やむを得ず購入。
# タイヤゲージとミニフロアポンプを買う前にこっちを買えば良かった(苦笑)
今後の散在予定ですが〜
書き出していたら気が遠くなってきたので,削除しました(苦笑)