WindowsCE最強とも言われるテキストエディタです。
Ver.2.06からPs/PC,SH4,StrongARMにも正式対応しました。ビレッジセンターのWebページで差分ファイルをダウンロード出来ます。
これひとつでエディタ,メーラー,ファイラ,Grep,メモをこなしてしまいます。
さらに拡張C言語とも言える,TX-Cという強力なマクロまで搭載しSDKレベルのWindowsアプリケーションを作成することまでできる…らしいです(^^;
# いえ,TX-Cは何時かいじってやろうと思いつつ全然使ったことがないので…
エディタ単体としてみた場合も,不用意に文章変更しないですむ閲覧モードを始め,アウトラインプロセッサとして使えるアウトラインモード,メールを書く時に便利な自動整形機能などおよそエディタに必要と思われる機能は全て装備されていると言っても過言ではないでしょう。
もちろんフォントの表示指定や行間なども好みの値に変更することが出来ます。
# 縦書きだの90度回転やらは流石に出来なかった気はしますが(^^;
これだけ高機能でありながらそこそこの動作速度を実現しており,単機能のエディタに比べ起動こそわずかに遅いものの,一端起動してからは全くと言っていい程ストレスを感じさせられることはありません。
# 拡張子の関連付けで5KB程度のテキストを読み込みながら起動させて,E-55で3秒程度で起動しました。
私の場合拡張子の関連付けはパラメータに『/v』を付けて,常時閲覧モードで起動,編集時はショートカット(Alt+V V)で編集モードに移行して使っています。
テキストビュアからエディタへとシームレス(同じアプリなんだから当然ですが(^^;)に移行できるこの環境は私にとっては何者にも変えがたいものがあります。
# 閲覧モードではスペースキーでPageDown動作,Shift+スペースでPageUP,Cで終了させることが出来ます。
もしあなたが,CE機にはお金をかけたくないからフリーで全て揃えたい人,もしくは既に意中のエディタないし,メーラーがある人でなければ強くオススメしたい逸品です。
価格以上の価値は十二分にあると思います。
ちなみに私はVZ(DOS)→WZ(Win3.1&Win9x)と乗り継いで来た人なので,他の選択肢は考えられません。 XZが出たらLINUXも本格的にいじってみようとか思ってます(笑)
PWZに起動パラメータを与えてやることによって,起動するメール機能。
しかし,その機能はメールモードなどというレベルのシロモノではなく,メーラーとして見ても必要十分な機能を備えています。
マルチアカウントに対応し,スペースキーでのページ送りが出来,メールの振り分けも強力ですし,ヘッダやフッタの使い分けも可能,もちろん添付ファイルだってOKです。
しかもNiftyServeの会議室(メールとPatioも可)やニュースグループ,掲示板(こちらは対応したもののみですが)まで全てこれひとつで巡回し,発言することが出来てしまいます(驚愕)
# 掲載されている画面キャプチャは当サイト掲示板(BBS)巡回時のものです。
現状での欠点をあえて挙げるとすれば,apopに未対応なこと,パスワード付きのニュースグループを巡回出来ないこと,添付ファイルで対応していない形式があること(別に困りませんが(^^;)。これくらいでしょうか?
他に何か欠点があったら教えて欲しいです(笑)
動作速度もメールを100通削除とかでもやらない限りは十分実用的な速度で動いていると思います。
さらに母艦でWZMailを使っている人はメールデータを簡単にやりとり出来ます。フォルダ構造その他が全く一緒なので,単に上書きしてやればOKです。
E-55のコンパクトフラッシュスロットがPHSでふさがっているために私は試していませんが,CFにメールボックス(のフォルダ)を作れば母艦とCE機でのデータの共有が完璧にできると思います。
# もちろん試す時は自己責任でお願いしますね(^^;
あ,欠点と言えば,『Reply-to:』つまり返信先を設定する方法が分からない(多分機能がないと思うんだけど違うかな?)のだけ私にとって唯一実害があるなぁ。
ご存じの方がいらしたら教えてやってくださいませm(__)m
# 今はヘッダを表示させたあと自分で書き込んでます(^^;(単語登録はしてありますが)
Reply-to: …テンプレートの先頭に記述するだけでOKだそうです。情報提供ありがとうございましたm(__)m
ヘッダと本文の間には改行が1つ入っているので,テンプレートでは対応不能と勝手に思い込んでました(^^;
この機能を使えば,QMailのように外出時にCE機から送信する際に自分にBcc: でコピーを送るという便利な使い方も出来ますね(^^)/
apopにもちゃんと対応しているそうです。情報提供ありがとうございましたm(__)m
以前は読めなかったパスワード認証付きのニュースグループの巡回はできるんですかねぇ?
# 以前はできるといいなと思っていたんですが,既に私としては必要としない機能になってしまったので確認取ってないんですよね〜(^^;
これまた起動パラメータを与えてやることで起動するメモ機能。
WZEditorに搭載されたアウトライン機能を利用したモードで,アウトラインプロセッサよろしく階層化構造でテキストを扱うことが出来ます。
メモな訳ですから一々ファイルのロードやセーブといったことを意識する必要はありません。
起動と同時にロードされ,変更を加えると勝手にセーブしてくれます。
一般的な使い方としてはファイルメニューから未整理に追加を選択し,必要なことをメモって置き,ヒマな時に編集メニューの移動を使って任意のツリーの下に移動して整理してやるといった形になると思います。
かなり便利な機能です。これ単体でも十分商品になるデキですよ。
キャプチャ画面では1階層ですが,もちろんもっと深く階層を掘って細かく整理することも出来ます。
ちなみに何故かWZEditor(Win32版)とPWZEditor(CE版)ではこのメモデータ(WZの実行プログラムと同じフォルダにあります)の拡張子が違うので,連携を取る時に上書きの前に拡張子を変えなきならないのがちょっとだけ面倒です(^^;
# 前者がwzmemo.mem後者はwzmemo.dic。
WZ Memoの起動時に開くメモファイルをちゃんと指定できるという事実をいまさら知りました(^^;
しかもちゃんとマニュアルに載ってます(爆死)
WZMemo.cfgの最後の行に『file:\My Documents\wzmemo.mem』といったようにフルパスで記述してやればOKです。
という訳で現在私は,CE機の同期フォルダに置くことで母艦のWZ Memoとファイルを共用(同期)しています。
一体いくつ機能があるんだー?って感じですが(^^;
Grepです。
LINUXやコマンドラインを多用している人にはお馴染みのコマンドでしょうが,Grepと聞いても何か分からない人も結構いるのではないでしょうか?
私の浅い理解によれば(^^; まぁ,全文検索機能のような物です。
指定フォルダ下にあるテキストファイルを対象として,全文検索をかけ,指定語句のあった箇所を全てリストアップしてくれます。
さらに(コマンドラインのGrepだと操作方法は違うんでしょうが)リストアップされた中から任意の行を指定してやると,その該当個所が存在するファイルを自動的にオープンした上で,該当個所にカーソルが移動します。
テキストで様々なデータを管理する時に,とても心強い味方になってくれるソフト。それがGrepなのです。
ジャンル毎にフォルダ別にまとめて置いたテキストデータにGrepで検索をかけてやるだけで,即席のデータベースとして使えてしまう訳です。
このテキストデータというのは無論HTMLだろうがCSVだろうがメールボックスだろうが構いません。
と,こう書けばどれだけ便利な物か,理解してもらえたでしょうか?
PWZの機能紹介もこれでようやく最後です(^^;;;
その名の通りファイラ機能です。
俗に2画面ファイラと呼ばれるタイプです。
このタイプのファイラは1画面のファイラと違って,頻繁に移動を繰り返さずに済むのが利点です。
例えば現在スタートアップフォルダを開いていると仮定して,ここに複数のショートカットを作りたい時に,そのターゲットとなるプログラムが複数のフォルダに分かれていた場合の処理の過程を思い浮かべてみてください。
2画面ファイラの利点が理解出来たのではないでしょうか?
このファイラにはCE1.01の時はとにかくお世話になりました。
CEの各バージョンについてにも書きましたが,CE1.01はとにかくアイコンの描画が遅かったので,このファイラは手放せませんでした。
が,残念なことに現在ではあまり積極的には活用していません。
何故か?それはこのファイラのコピーコマンドが『Copy』コマンド相当でしかないためです。
つまり,コピー対象のフォルダが階層化構造になっていた場合,子フォルダの内容はコピーされないのです。
さすがにこれでは不便ですから,A-51UPではもっぱら標準のエクスプローラを(実は結構キーボードで操作しやすいです),E-55ではTascalExplorerを使用しています。
ただ,先に述べた理由と,ショートカットを作った際に〜のショートカットと付かないことを理由に,スタートメニューにショートカットを作る時には現在でも非常に重宝しています。
またカーソルキーでフォルダ移動できるのもPs/PCではポイント高いですね。
現在では画面キャプチャからも分かる通り2画面ファイラとしてではなく,プレビュー付きの1画面ファイラとしてテキストブラウズ時に重宝しています。
PIMデータをOutlookだけでなくOrganizerやNotesと連携させるためのシンクロナイズソフト。
最新版ではOrganizer2000にも対応しました。
Lotusユーザには必携のソフトです。
詳しくはIntellisyncでOrganizer2000と連携のコーナーをごらんください。
ついに日本語版が登場したActiveSync3.0環境でも使用できるかどうか試してみました。
使い込んだ訳ではないので断言は出来ませんが正常に動作しているようです(^^)/