キーボードのないEシリーズですが内部的にはキーボードショートカットが残っており,標準の英数入力パッドなどで入力してやることによって,使うことが出来ます。
CEの代表的なショートカットについては先にこちらを見てもらうとして,このページではE-55(E-500もほぼ同じです)固有のアクションコントロールなどを使ったショートカットを中心に説明します。
# E-700ではEscボタンが無くなった関係で割り付けが変更され,アクションコントロール+カーソルでバックライト光量,コントラスト調整ができるだけになってしまいました。
# フルリセットとスライラスの調整に関してはこれまでと共通です。
Altキーを押したのと同様の効果が得られます。メニューバーにアクセスするのに使うと便利です。
Spaceキーに相当。ダイアログなどでの項目の選択や一部のWZ MailやWZ Editorの閲覧モードでのPageDown動作などに使えます。
Tabキー。ダイアログでの項目の移動や対応アプリでのウィンドウ移動などに使います。WZやSpaceFindでは使えますがTascalシリーズでは使えないようです。
Shift+Tab。Tabとほぼ同じ動作ですがこちらは移動する順番が逆順になります。
スタートメニューを表示します。Windowsキー相当ということになるんでしょうがWindowsキー関連のショートカットを使うには無理があるような気がします…ってこれはAltキーも同じか(^^;
# 上手くタイミングがあえば使えるのかな?しかし,入力パッドと同時に押すのは手が2本では不可能に近い気も…(^^;
画面のコントラストをきつく(濃く)出来ます。
こちらは逆に弱く(薄く)出来ます。
スタイラスの調整が出来ます。
フルリセット。最後の武器(^^;
購入時の状態(とほぼ同様)に戻すのに使います。バックアップはこまめに取りましょう。
これで直らない症状は,バックアップおよびメインの電池を外してしばらく放置するしかありません。
それでもダメならCASIOのお世話になるしかないでしょう(^^;
E-500系のみで有効なショートカットもついでなので掲載しておきます。
画面の明るさ(バックライト)を明るく出来ます。
こちらは逆に暗く出来ます。
Eシリーズの前面にあるプログラムボタンにはスタートメニュー→設定→ボタンのプログラムタブから自由に起動するプログラムを割りつけることかできるようになっています。
ちなみにここで割り付けができるのは,スタートメニューに登録されている(つまりは『\Windows\スタートメニュー』註:実際は半角 配下にショートカットが存在する)プログラムだけです。
参考までに私の割り当てを載せて置きます。
一部オンラインソフトや市販ソフトが混じっています。
# それらは『ソフトウェアレビュー』を参照してください。
TM Mover(フリーソフト)
LINK PC(フリーソフト)
WZ Memo(市販ソフトPocket WZ Editorの1機能)
G-天王星(ROMに搭載ずみのCASIO提供のソフト)
電卓
DMoney(シェアウェア)
ATminiPlus(フリーソフト)