============================================================ GSPocketMagic Final Release 版 への補足事項 ■キーコード送信機能■ GSPocketMagic には、ATmini Plus (AXS_EXさん作の Palm-size PC 用多機能ユーティリティ)に似たキーコード送信機能があります。 複数のキーコード送信に対応しています。 gspmagic.exe を以下の起動オプション付きで実行すると、最前面 のアプリケーションにキーコードを送信することができます。 起動オプションは「#」で始まる 3文字単位で指定します。 1文字目: 必ず「#」を指定してください。 2文字目: 押したいキーを指定します。 3文字目: 同時に押す特殊キーを指定します。 なお、 ・特殊キーのみ押すように指定する場合は、2文字目を「#」 ・2文字目のキーのみ押し特殊キーを使わない場合、3文字目を「#」 にします。 ------------------------------------------------------------ ● 2文字目に指定できる文字 「A」〜「Z」: 文字通りのキーを表します。 「0」〜「9」:     〃 「*」: [Enter](改行キー) 「&」: [Esc] 「!」: [Tab] 「$」: [BS] 「%」: [Del] 「_」: [Space](空白キー) 「<」: [←] (左矢印キー) 「>」: [→] (右矢印キー) 「(」: [↑] (上矢印キー) 「)」: [↓] (下矢印キー) 「~」: [Power](電源ボタン) ------------------------------------------------------------ ● 3文字目(特殊キー)に指定できる文字 「A」: [Alt] 「C」: [Ctrl] 「S」: [Shift] 「W」: [Win] ------------------------------------------------------------ ● 例 #A# [A]を送信します。 ##A [Alt]を送信します。 #FA [Alt] +[F] を送信します。 #EC [Ctrl]+[E] を送信します。 #QC [Ctrl]+[Q] を送信します。 #~# [Power](電源ボタン)を送信します。(本体の電源OFF) #1S [!]キーコードを送信します。 #2S [@]キーコードを送信します。 Pocket PC の場合、[Shift]キーとの組み合わせで送信されるキーコードは、 英語101キーボードに準拠しているようです。 ------------------------------------------------------------ ● 複数キー送信の例 (3文字の倍数で指定します) #A##B##C# [A] → [B] → [C]と順に送信します。 #%##*#[Del] → [Enter] #SC#WC[Ctrl]+[S] → [Ctrl]+[W] ------------------------------------------------------------ ● 設定の仕方について 起動オプション付きで実行するには、ファイラー(GSFinder 等)で ・「\Program Files\GreenSoftWare」フォルダ内の「gspmagic.exe」のショートカットを ・「\Windows\スタート メニュー」フォルダ内などに作成し、 プロパティの「リンク先」を以下のように変更します。 変更前「"\Program Files\GreenSoftware\gspmagic.exe"」 変更後「"\Program Files\GreenSoftware\gspmagic.exe" #A#」 このショートカットを Pocket PC 本体のアプリケーションボタンなどで起動するには以下略 ------------------------------------------------------------ ● キー送信をショートカットキーとして使いたい場合の注意 Pocket PC のアプリケーションでは、Palm-size PC までと違い、 ・ [Alt]キーを送信してもメニューが開かなかったり ・ [Esc]キーを送信してもダイアログが閉じなかったり するものが多いのでご注意ください。 ============================================================